新婚時代に同居がしたいと義母からお願いされた筆者の知人リコ(仮名)。当初、「家事とか手伝うからね!」と言っていたのだそう。しかし! リコ夫妻に子どもが産まれて、家事や育児にと追われている嫁を尻目に、義母はお菓子を食べながらテレビを見る始末。そんな生活に限界がきたリコは、この問題を解決すべく、家庭内の厳しいルールを考案したのだとか!
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はじめの約束

新婚当初、リコは旦那と2人きりで住んでいたのだそうです。

しかし、義母から同居がしたいと何度も申し出があったのだとか……

当時、リコは妊娠中だったそうで、義母から「大変だろうし、わたしと家事を分担すれば楽だと思うよ!」「赤ちゃんが産まれたら、できることは何でも手伝うわよ!」と、家事や育児に協力的な発言を多数してくれていたといいます。

それならば自分にもメリットは大きいと判断したリコは、それまで考えてもみなかった、【姑との同居】を承諾したのだそうです。

リコは、産休明けから職場復帰したいと思っていたので、義母は強力な助っ人になるだろうと思っていたのだとか。

赤ちゃんが泣いても無視

同居し始めてすぐの頃は、義母は約束通り、家事を手伝ってくれていたのだそうです。

妊娠中だったリコにとっては、家事分担をしてくれる、ありがたい存在だったのだとか。

しかし義母は、だんだんと何か理由を付けては、家事をリコに任せて自分は他のことをするようになっていったといいます。

「最近腰が痛いから掃除はごめんだけどお願いね!」「わたしが作るよりも、リコさんが作ったおかずの方がおいしいからお願いね!」などなど……

料理に関しては、褒められている感じはするけど、しっくりこなかったとリコはいいます。

極めつけは、赤ちゃんが泣いているのに自室に逃げていき、自分の見たいテレビ番組を見始めたのだとか!

それもリコが晩御飯の支度中という、手が離せない時だったそうです……

利用されているだけ?

リコがいよいよ職場復帰! という時期に、リコは義母に役割分担の見直しをお願いしてみたのだそうです。

保育園までのお迎えをしてもらう、又は、晩ごはんの支度、もしくは子どもをお風呂に入れてもらう、この3つの家事育児について、1日どれか1つを担ってほしいと。

しかし……

保育園までのお迎えは、遠いからしんどい、ごはんは好みの味付けが難しい、お風呂はパパにやってもらったら? と手伝う気ゼロだったのだとか。

同居を始める前に言っていた言葉は何だったのか?

1日中自分の好きなことをして、ただご飯を食べて……わたし達夫婦は利用されているだけなのでは? と思い始めたとリコはいいます。

働かざる者食うべからず!

1日中ほぼ何も手伝わない義母に、そろそろ限界を感じていたリコ。

追い出したくてもそう簡単には出ていかないだろうし……

そこで! 【家庭内当番分担表】を考案し、きちんと罰則も取り決めることにしたのだとか!

また、もし分担表に書いてある仕事をサボったら【当日のご飯は抜き】という厳しいペナルティを徹底することにしたといいます。

当初、義母が何かしょうもない理由を付けて【当番の仕事】をしなかったことがあったのだそうです。

当然リコは、ほんとうに義母の分の食事を作らなかったのだとか。

この厳罰なルールを徹底することによって、義母は嫁の【本気度】を察知したのか、きちんと当番をこなすようになったということです。

義母といえども、健康ならば甘やかすワケにはいかない! とリコはいいます。

ltnライター:さらら