毎日ワンオペ……もう限界!
友人のA子は、育児をしながら仕事もこなすワーママです。
子どもが小さいため時短勤務ですが、それでも毎日は常にギリギリ。
朝5時には起きて家事や身支度をし、子どもを保育園に送ったあとは職場に走り、退勤後は子どもをお迎えに行ったあと慌しく食事や入浴を済ませ、やっとのことで寝かしつけたあとは深夜まで残りの家事や持ち帰った仕事……。
正直、心身ともに限界を感じていました。
「助けてほしい」と言うと、夫は?
両実家が遠いため、頼れるのは夫のみ。しかし夫は家事も育児も一切しません。
それどころか、疲れ果てたA子に向かって「大体おまえは効率が悪いんだよ。みんなもっと手際よくやってるよ」と言い放つ始末。
「私も働いてるんだし、ちょっとは助けてほしい」とA子が頼んでも、「お前とオレじゃ仕事の責任が全然違うだろ。給料もオレのほうが多いんだから家事と育児はお前の仕事!」と言うだけで、状況は何も変わりませんでした。
ある日、自宅で開いた食事会で夫が得意げに……
そんなある日、夫が同じ部署の人たちを自宅に呼んで食事会をすることに。
その席で夫は、育休を取ろうとしている同僚を引き合いに出し、
「子どもが熱を出したからって休む男も最近多いけどさ、オレはどうかと思う。やっぱり男は仕事してナンボでしょ。オレは絶対仕事優先だわ。かっこいいっしょ?」
と調子に乗って得意げに豪語。
A子はそんな夫を苦々しく見守っていましたが……。
「いやいや、それはないっすわ(笑)」
そんな夫を独壇場から引きおろした人物がいました。夫の部署で1番若手の男性社員です。
彼は「いやいや、それはないっすわー。家族のためにちゃんと仕事を休める人のほうがよっぽどかっこいいでしょう。もうそういう時代じゃないんですよ(笑)」と夫に鋭く突っ込み!
すると同席していた女性社員も「結局、仕事ができる人って家庭のこともできるんですよね~」と追い討ち。
夫は何も言い返せずにいたそうです。A子は内心「そうだそうだー!」と叫びたい気持ちでした。
まとめ
この一件がよっぽどショックだったのか、それ以来夫は少しずつですが家事育児を自発的にするようになってきました。
このままワンオペが続けば離婚もありうるかも……と思い詰めていたA子でしたが、そんな夫の姿に、「もう少し様子を見ようかな?」と思っているそうです。
ltnライター:藍沢ゆきの