私の夫は2か月前から単身赴任で、電車で2時間以上かかる地方都市に1人で住んでいます。離れて住んでから寂しくて何度も通っていました。夫も私が訪れたときは喜んでくれて、一緒に出かけたり、おいしいものを食べたりして旅行気分を楽しんでいました。あの日が来るまでは……。夫が単身赴任中に起こしたありえないエピソードをご紹介します。

台風で急遽運休となった電車

台風が近づいていたある日、私は夫が待つ街へ電車で出かけました。夫の誕生日も近かったのでお祝いもかねて、素敵なレストランで食事をして夫の部屋に1泊して帰る予定になっていました。

私が帰る日、夫は歩いてすぐの最寄り駅まで送ってくれて改札で別れました。しかし、夫が住む町は台風の影響がなかったのですが、私が帰る家の近くに台風接近が接近。電車が突然運休になったのです。いきなり運休となり驚いたのですが、仕方なく先ほど別れた夫の元へ。

夫に絡みつく女性

するとなんと、夫はかなり若い女性と密着して歩いてるではありませんか。人違いかと何度も自分を疑いましたが、着ている服や髪型、肩から背中にかけてのシルエット。間違いなく私の夫です。

会社の知り合いの人とは思えないほどの近い距離で、明らかにイチャイチャしていました。私はその時初めて、夫が不倫をしていたと知ることに。頭が真っ白になり何も考えられませんでしたが、すぐに正気を取り戻し、夫の後をつけることにしました。

若い女性は夫の部屋まで行く間、ずっと夫にべったりくっつき夫も慣れた手つきで女性の腰に手を回していました。するとなんと、女性は合いかぎを使い夫の部屋のドアを開けました。

私はすぐに夫の部屋に突撃。なんと2人は玄関に入った瞬間から、情事を始めていたのです。

逃げる女性

「ちょっとあなた、なにやってんの!?」
「あなたはだれ!?」

私は女性を夫から離し、夫に説明を求めました。夫はポカンとして固まっていましたが、状況を把握したらしく、知らないと言っています。こそこそと逃げようとする女性。20代前半に見えました。私は女性から合いかぎを奪い、

「今度夫の家に来たら、私はあなたの親に言います」と言い、運転免許証を確認し連絡先を手に入れました。

夫は「俺は知らない。彼女が勝手に入ってきて……」と繰り返していたのですが、言い訳ができる状況ではありません。
「今度やったら相手もあなたも奈落の底に落ちてもらう」と伝え、できる限りの仕返しが待っているから覚悟するようにと、きついお灸をすえておきました。

ltnライター:鈴木まさ美