LINEの誤送信。見られては困る程の悪口が本人の元に送られてしまったり、
浮気相手に送るはずのメッセージを奥さんに送ってしまい、浮気発覚! などなど。
人間だからミスはつきもの。しかし、その誤送信が原因で、とんでもない事態に発展することもあるようです……。
作者の友人が経験した、あちゃー! なエピソードを記したいと思います。

彼との出会い

ネットでブログを書いていたら、熱心にコメントをくれるファンがいたんです。
コメントのやり取りをしているうちに、お互い「会おうか!」と
いうことになり、約三時間ほど高速バスに乗って彼に会いに行きました。

最初は普通の人かな、と思ったんですが

ラーメン好きの彼に美味しいお店に連れて行ってもらいました。
あちこち飲み歩いているのか、かなりいい店を知っていて、デートも満足することが多かったです。でも、少しだけお金に細かい。

さらに、「今何してるの?」と私の行動をいちいち監視してるかのような電話やメールが
しょっちゅうあって、息が詰まってきたんです。

拘束彼氏にげんなり

「遠距離に耐えられない」「自由がなく、息が詰まる感じ」そんな感じの言葉を、
オブラートに包んで彼に伝えました。

別れを嫌がっていましたが、なんとか別れにこぎ着けることができ、一安心したのも束の間でした。
私のミスで、LINEの誤送信。
女友達に食べ物の好みを聞かれて、そのことについて送信したつもりが、「大好きだよ」と元カレに送っていました。

なんだよ、俺のこと好きなんじゃん。素直に言えよ、と、返信が来ました

「ヨリを戻してやる」という上から目線のメールが届き、
そのうち、私の家にまで押しかけてきました。

あのメールは誤送信だよ、と正直に告げても、
まったく信じてもらえませんでした。何度も訪ねてきて、「素直になれよ」と言ってくるので、
警察に相談することにしました。

元彼に警察に相談したことを告げて、なんとか綺麗さっぱり別れることができました。
今でも、そのことがトラウマで、LINEのやり取りは送り先をよく確認してから慎重に送るようにしています。

ltnライター:サンマ雲