近所の空き巣を機に防犯カメラを設置
近所の家に泥棒が入ったのを機に、自宅に防犯カメラを取り付けることにしたA子。ホームセンターでSDカードで録画するタイプのものを2台購入し、人目につきにくい勝手口の通路と、庭が見渡せる場所にそれぞれ取り付けました。
まさかあんな映像が写りこむことになるとも知らずに……
録画を確認してみることに
取り付けてから1ヶ月が経ち、録画を見てみることにしました。「何かうつってるかな～」とパソコンでSDカードの録画を確認しました。
泥棒の入った家は、留守中に鍵が開いていた小窓から侵入されたということだったので、カメラを付けてからも外出するときは鍵を掛けてから出るように用心していたA子。
大丈夫だろうと思いながらもドキドキしながら見ると、花壇や家庭菜園にイタチのような小動物が来ているのを発見しました。街中にもこんな動物がいるんだ！ と驚いていると、今度は人影が映りこんでいたんです。
録画映像にまさかの人物が！
周りをキョロキョロ確認しながら、明らかに挙動不審な様子で勝手口通路を進み、庭へと歩いて行く人影。
見覚えがあると思ったら、なんと近所に住むママ友でした！
キャップを被り顔ははっきりとは見えませんが、体つきや見覚えのある洋服など、間違いなくその人。
慣れた様子で花壇の花や家庭菜園の野菜を盗み、あっという間に消えていきました。「まさかあの人が盗んでいたなんて……」あまりのショックに呆然としたA子。こんなに身近な人に侵入されていたなんて……と衝撃を受けました。
牽制するとぱったりと来なくなった
普段は全くそんな素振りもなく、どちらかというとよくしてくれる穏やかで静かな人だったので、そのギャップで余計に驚きました。
ただ、そもそも野菜や花を取られていたことに気付いていなかったこともあり、警察に突き出してやろうという気持ちはありませんでした。映像を確認した翌日、そのママ友を含めて井戸端会議をする流れになったので、「うちも防犯カメラを付けたんだ～」と話すと、それ以降ぱったりと来なくなったそうです。
私の周りでも防犯カメラを設置する友人は増えてきましたが、録画しっぱなしで映像を確認するという人はあまりいませんでした。ちょっと見るのに勇気が必要ですが、定期的に確認することをおすすめします。
Itnライター：karira