ワンオペの妻に「体調が悪い」と言われたが……
知人のAさんは都内で働く会社員。
小さい子どもが2人いて、Aさんが仕事中は妻がワンオペで家事育児をしてくれています。
ある時、妻から「ちょっと風邪気味だから早めに帰れない?」とLINEが入りました。
Aさんはしばらく考え、「ごめん! 仕事が立て込んでて残業になりそう」と返信。
しかし実際は、残業なんてありませんでした。
実はその日、Aさんは同僚からパチンコに誘われていて、その誘惑に勝てず、体調不良の妻に嘘をついてパチンコに行くことを優先してしまったのです……。
ご機嫌LINEを誤爆してしまい?!
仕事を早々に終わらせ、同僚とパチンコを楽しんだAさん。
調子は上々で、なんと数万円も儲けが出ました。
Aさんは臨時収入が嬉しくて、つい別の同僚に「○万円の勝ちでーす! 帰りまーす♪」と自慢LINEを送りました。
しかし、そのLINEは同僚ではなく、なんと家で体調不良なのにワンオペで頑張っている妻に送ってしまっていたのです……!
誤爆に気付いたAさんは慌てて送信取り消しをしようとしましたが、時すでに遅し。既読になってしまっていました。
必死で取り繕おうとするも、それ以降、妻から返信が来ることはありませんでした。
妻の静かな報復が始まる
その日から、妻の静かな報復が始まりました。
妻はAさんのことが全く見えないかのように、完全に無視し続けたのです。もちろん食事も作ってもらえず、洗濯もしてもらえず……。
数日後、ついにAさんは妻に土下座して「ごめんなさい! 1人で家事育児をしてくれてるのに、嘘ついてパチンコ行って……もう2度としません! 本当にすみませんでしたァァ!」と謝りました。
「○万円分ね」と要求されたのは
必死で謝罪するAさんに、ついに妻も心を開き、会話してくれるようになったそうです。
しかし言葉で謝罪しただけで済むほど、妻も甘くはありませんでした。
ただでさえワンオペで辛い中、体調不良で苦しんでいるときに夫に嘘をつかれたことは、それほどのダメージだったのでしょう。
Aさんはパチンコで儲けた金額分、スイーツや化粧品を買って帰るよう要求されました。
それ以来、毎週末デパートに行っては妻に指定された高級スイーツや化粧品を購入して帰っているそうです。
まとめ
Aさんの妻にとっては、「パチンコに行った」という事実よりも「嘘をつかれた」ということのほうがショックだったのでしょうね。
これに懲りて、妻への感謝を忘れず、誠実に向き合うようになってほしいものです。
ltnライター:藍沢ゆきの