世の中にはさまざまなご近所トラブルがありますが、最近よく聞くのが住宅地の道路で子どもを遊ばせる【道路族】。今回はそんな道路族とバトルしたエピソードを友人に聞きました!

公園は近くにあるのに……

友人のA子は出産を機に郊外の住宅地に建売住宅を購入しました。
周辺の環境もよく、気に入っているのですが、最近悩まされているのがいわゆる【道路族】。公園は近くにあるのに、家の前の道路で子どもを遊ばせている非常識な親が何組かいるのです。

A子も子育て中の身なので、子どもの声はあまり気になりません。しかし、小中学生がスケートボードやキックボードなどで走り回り、いつも危険を感じていました。

実際、ベビーカーで子どもと出掛ける際にぶつかられそうになったことも何度かあるそうです。

ついに車に傷をつけられ?!

そんなある日、ついにA子宅の車に大きな傷がつけられる事件が!

念のため設置していた防犯カメラで確認すると、道路族の子どもの1人がキックボードで豪快にぶつかっていたので唖然……。
子どもに大きな怪我はないようでしたが、さらに驚いたのはその後。親と見られる大人がぶつかった子どもを手招きし、そのまま去っていったのです……!

A子と夫はさすがに激怒!
映像をもとに親子を特定し、翌日直接クレームを言いに行きました。

クレームを言いにいくと、とんでもない【言い訳】を

A子が「うちの車にお子さんがぶつかったみたいなんですけど」と言うと、その子の親は「え、うちじゃないと思いますけど~?」とすっとぼけ。

「防犯カメラの映像があるんですけど見ますか?」と言うと、やっと事実を認めました。
しかし、誠実な謝罪には程遠い態度で「保険とか入ってるでしょ? それで修理してくださいよ~子どもがしたことだし!」と言い張ります。

経歴を生かして返り討ち!

この「保険」という言葉に、A子のリベンジ心は完全に火がついてしまいました。
実は、A子は元保険会社の社員! 保険のスペシャリストだったのです。

「そちらこそ、子どもさんに保険かけてないんですか? 普通は生命保険とかの特約で、子どもが物を壊したりしたときに補償してもらえるものに加入する人が多いと思うんですけどねぇ?」と返り討ち。

さらに「どっちにしろ修理代は請求させてもらいますから!」と締めくくりました。
正論をぶつけられ、相手は何も言い返せずにいたそうです。

まとめ

後日、正当な方法でA子は修理代をきっちり払ってもらったそうです。子どもの安全のためにも、道路で遊ばせるのはやめてほしいですね。

ltnライター:藍沢ゆきの