祖父母にされる謎儀式の真相に、ただただ驚きです……!!
どうして私だけ?? 毎回行われる謎の儀式
A子さんが小学生くらいの頃、近くの祖父母の家によく遊びに行っていました。
仕事で忙しい母に連れられて行くと、祖父母はいつも優しく出迎えてくれるのですが……
祖父「A子はまずこっちや。」
兄弟がさっさと家へ入って行く中、A子さんだけは玄関前で必ず止められます。
そして祖父が背中を3回叩き、祖母が塩をかけるのです。
そのまま玄関先で服を脱ぎ、水風呂に入れられる……。
兄弟には一切そんなことをせずに、A子さんだけの特別な儀式のようでした。
しかし幼い頃から慣れていたので、田舎の風習と思って特に気にしていなかったのです。
親戚に安心されたけど、一体どういうこと……?
ところが数年後、祖父のお葬式で久しぶりに会った親戚達に……
「あんた憑きもんとれたね、ありゃえらかったもんねぇ。」
「皆心配しとったんよ、良かった良かった。」
口々にそう言われたのですが、A子さんには何のことやらさっぱり。
そのことを母に話すと、
母「昔本当に大変だったのよ。実はね……。」
あの儀式の真相、衝撃の事実を知ることに……!
マジで!? 衝撃的過ぎて言葉が出ない……!
当時A子さん一家が住んでいたアパートの隣人が、かなり変な人だったそうです。
極力関わらないようにしていたのですが、A子さん達を見つけては何かと文句を言ってきていたそうで……
「子どもの音と声がうるさ過ぎる。〇〇はするな、〇〇もダメだ!」
自分達を待ち伏せしてまで文句を言う隣人に、母はすっかり参っていました。
その頃から、A子さんが頻繁に小さい怪我をする事が増えていたのだそう。
ある日親戚で集まると、霊感の強い親戚がA子さんを見て険しい顔をして……
「この子、生霊に憑かれてるよ……!」
なんと隣人の恨みが強すぎて、A子さんに生霊として憑りついていたのです!
不安になった母はお祓いにも行ったそうなのですが、祓っても祓っても憑りついてきてしまっていて……。
結局A子さん一家の引っ越しを機に、生霊は居なくなったそうです。
同時にA子さんが怪我をする事も急激に減ったので、恐らく生霊のせいで怪我をしていたのではないか、という話になっていたのだそう。
ただの田舎の風習だと思っていたのですが、まさか自分が生霊に憑りつかれていたなんて……!
A子さんにとって、人生で一番衝撃を受けた話でした。
まとめ
恨みつらみの念が強過ぎると、勝手に生霊が飛んでしまうそうです。
お化けや心霊現象も怖いですが、一番怖いのは生きている人間なのかもしれません……。
ltnライター:Yukky111