苦手な料理。自分なりに頑張っていたけど……
料理が苦手なA子さんのお話です。
普段からお惣菜を活用したりして、自分なりに工夫して食事の準備をしていました。
それに対して夫が文句を言う事もなかったので、これが自分のベストだと思っていたのです。しかし……。
そんなA子さんに納得がいかない姑は、なんと毎週のように義実家に呼び出し!
姑「これは料理下手なA子さんの為の、料理レッスンよ!!」
などと言って、昼食と夕食をA子さんに作らせるのです。
しかし姑から指示されることは少なく、嫌味を連発されることがほとんど。
夫に愚痴を言うも……
夫「まぁ料理苦手なのは事実だし、花嫁修業的な?(笑)」
他人事で呑気な発言に、A子さんは肩を落としました。
誰も味方がいない中、好意1割いびり9割の料理教室は苦痛そのものだったのです……。
ストレス限界! あえて開き直ってみると……
ある日の料理レッスンも、いつものように姑の嫌味から始まりました。
姑「あなた味覚おかしいんじゃない!?」
普段なら何を言われても「すみません」と謝ってばかりのA子さんでしたが、この日はなんだか反発してみたい気分。
A子さんは大きな声で返事をしました。
A子「そーなんですよ! 私味覚おかしいんですよね~!」
完全に開き直った発言に、姑も口を開けてあんぐり。
思わず言ってしまった事を後悔しましたが、姑の反応はかなり予想外で……!?
まさかすぎる結末に思わずニンマリ(笑)
なんと「A子さん=味覚が悪いせいで料理が出来ない哀れな子」と、何故か本気で可哀想と思われてしまったのです!
それからも、相変わらず義実家への呼び出しは続いていますが……
姑「今日は肉の味をちゃんと覚えなさい!」
姑「ソースをかけたらこの味になるのよ! 分かった!?」
美味しいものの味を自分の舌で覚えられるようにと、良いものをたくさん食べさせてくれるようになったのです!!
姑の嫌味節は変わりませんが、「味覚音痴のダメ嫁」を演じ続けて、しばらく美味しいものをご馳走になり続けようと思います!(笑)
まとめ
これはもう嫁いびりじゃなくて、ツンデレな世話焼きさんですね(笑)
ltnライター:Yukky111