一日中部屋着の専業主婦
生後半年の赤ちゃんの育児に奮闘中の専業主婦、Aさん。
普段着は、基本的に1日中部屋着。もちろん外出する日は着替えますが、それ以外は「誰にも会わないし、洗濯も楽だから」と部屋着で生活しています。
どんな部屋着かというと、セールで買ったステテコと適当なTシャツ。冬は毛玉だらけのフリース上下セットとのこと。
「赤ちゃんのお世話って授乳とかで何かと汚れるし、いちいちオシャレな服に着替える意味が分からない」
とAさんは話します。
部屋着は「女失格」なの?
確かにその通りだとAさんの考えに賛同する筆者ですが、中にはそう思わない人も……それはAさんの夫でした。
夫は毎日しっかりメイクをする女性が好きなタイプ。服装もフェミニンスタイルを好みます。自身も服にはお金をかけるタイプで、Aさんの生活感あふれる部屋着姿には嫌気が差していたよう……。
そんな夫はAさんの部屋着姿を見るたびに、「身だしなみくらいキチンとしろよ」と注意。
さらには「女失格」とまで言ってきたので、Aさんは夫に「あなたも休みの日は部屋着でしょ?」と反抗します。
すると夫はため息をつきながら、「お前はずっと休みなんだね」と嫌味を吐いてきたのです。
これが育児のユニフォーム!
この夫の言葉に、Aさんの怒りが爆発!
「自分に時間をかけるくらいなら、もっと寝たいわ! それともオシャレな服でも買ってくれるの?」
と普段全く育児をしない夫に、育児の大変さを交え熱弁します。さらに、
「洗濯するのは私! 育児するのも私! あなたは何もしないじゃない! 自分のやりやすいユニフォームがこれ(部屋着)なの! 文句ある?」
と、Aさんの口は止まりません。
すると夫は「いや……何でもないわ」と、自分の部屋にさっさと退散。その夜は、部屋から出てくることはありませんでした。
まとめ
自分の時間を削って、毎日家事育児に奮闘するAさん。確かに育児って洗濯物が増えるし、おしゃれ着をわざわざ分けるなんて手間でしかありません。
産後間もないAさんは大変な時。妻が部屋着でいることくらい、夫には大目に見てほしいと思うのでした。
ltnライター:はぴまる