結婚式の準備をしている段階で、パートナーの隠れた性格が垣間見えることがあると聞きます。今回は金銭感覚がこんなにも合わないのか! と結婚準備中に気づいてしまったGさんのエピソードをご紹介します。

念願の入籍を果たしたGさん

ずっと結婚願望があったGさんは、なかなかいい人と巡り会えず、婚活の果てにやっとのおもいで結婚が決まりました!

今までにない素敵な人に巡り会えたと思ったのも束の間、結婚式準備で彼の金銭感覚のバグり具合いに驚愕したのです……。

「婚約指輪は俺が買ったんだから、結婚指輪はそっちが買って」

プロポーズの時に婚約指輪をプレゼントしてくれた彼でしたが、プランナーさんと結婚式の打ち合わせをしていく中で結婚指輪が必要になることを初めて知り、「え、また買うの?」と言い出したのです。

(ま、また? またって言った?!?!)とGさんが驚いていたところに、「この間の指輪は俺が買ったから、次はそっちが出してね」と言い切ったのです。しかも、プランナーさんの目の前で言うものだから、プランナーさんもポカンとしていました。

「お車代は俺のゲストは親父が払うから、そっちはそっちでなんとかして」

彼のご親族に合わせて、結婚式は地方で行うことになりました。Gさんの親族やゲストはは新幹線や飛行機を使わないといけないので、お車代を用意することを彼と相談しました。

そうしたら、「俺の方もなんだかんだで交通費かかるんだわ。こっちは親父が払うって言ってるから、そっちはそっちでなんとかしてね」と言うのです。

え、そっちは隣の県から来るだけだよね? こっちは新幹線でも3時間かかる場所から呼ぶんだよ? そっちは義父が出すのであれば、こっちは私たち夫婦で出そうよって言ったのですが、「え、そっちはこっちと関係ないでしょ?」と、まるでこっちがおかしいみたいな言い方をしてきたのです。

「ご祝儀は俺の分は俺のもの、結婚式費用には使わないよ」

ゲストたちに1ヶ月前に招待状の連絡をしました。最近の招待状はデジタル招待状で、URLをクリックすると出欠が返信できるものなのですが、そのままご祝儀もそこでいただくことができるのです! もちろん当日式場に持ち込むことも可能なのですが、お金の管理が大変なのでデジタル招待状を取り入れることにしました。ご祝儀の振込先を自由に設定できるのですが、Gさんは結婚式費用としてまとめておくのがいいと提案したところ、

「え、ご祝儀は費用には使わないよ。あくまで俺らで折半だから。ご祝儀は俺の分は俺の財布に入るから。」と当たり前のように言ったのです。

結婚式って夫婦で協力しあって作り上げていくんじゃなかったっけ??? と、彼の言動に不信感を抱きつつも、もう入籍し招待状も送信しご祝儀も集まり始めているので、後には引けないと腹を括ったGさんなのでした。

ltnライター:南さおり