その言葉に胸を痛めていましたが、占い師が予想外の発言をしました。
今回は知人女性に聞いた、占い師によるモラ夫撃退のエピソードです!
モラハラ夫に支配される日々
知人女性の夫は大企業勤務のエリートですが、何かと妻を否定する典型的なモラ夫でした。
自分で「専業主婦になってほしい」と言っておきながら、「俺がいないと、お前は何も出来ないダメ嫁だよな~。1人じゃ生きていけないし!」などと言ってくるのです。
そんな夫のせいで自信喪失に陥り、「自分はダメなんだ」と思い込む知人女性。
ある日、夫が急に「よく当たる占い師の所に行くぞ!」と言い出し、従順な彼女は言われるがままに着いていきました。
驚異の的中率を誇る女性占い師
占いの館に行くと、そこには50代くらいの女性占い師が待ち構えていました。
夫と知人女性の生年月日を聞いた途端、占い師は次々に2人の特徴を言い当てます。
「旦那さんは、頭の良い方ですね。金融業にご縁があるそうです。奥さんは、本がお好きではないですか? 文才を活かすと良さそうですよ!」
占い師の言葉に、2人はビックリしました。夫は大手金融業に勤務しているし、知人女性もまた読書が好きで、ブログを書くのが日課なのです。
占い師の言葉に気を良くした夫は、調子に乗って口を開きました。
「そうなんですよ~。大学は名門私立だし、会社も金融の大手勤務なんです!こんなハイスペと結婚出来て、嫁は本当に幸せ者ですよね~。この女、本当に何の取り柄もありませんから!」
占い師の前で、人格否定され傷付く知人女性。
するとその瞬間、占い師の目付きが変わりました。
人生のターニングポイント
「ですが旦那さんは、あと何年後かに金銭面で苦労される暗示が出ています。奥さん、別れるなら今の内だと水晶玉も告げていますよ!」
水晶玉を覗き込みながら、占い師が放った一言に夫は怒り狂いました。
「ふざけるな! 適当なことを言いやがって! もう帰る!」
そう言って夫は、お金も払わずに出て行ってしまいます。知人女性が頭を下げ「すみません」と言ってお金を払うと、占い師はにこやかに口を開きました。
「でもね奥さん。あなたには、本当に成功の兆しが見えますよ! どうか、あなたの人生を大事にしてくださいね!」
この言葉に奮い立たされた知人女性は、それからまもなく、夫との別れを決めました。
「占い師さんの言葉を信じたい」という気持ちが強く芽生えたが故です。
占いは一つの指標
「俺と別れたら、人生が破滅するぞ?」と夫は言いましたが、知人女性の意志は変わりません。
確かに離婚後は金銭面で苦労することもありましたが、知人女性は占い師の予言通り、ウェブライターとして大成したのです。
そして驚いたことに、離婚して3年後に元夫が無職になったという風の噂を聞きました。思いがけぬ左遷に憤慨した元夫は衝動的に会社を辞めたものの、なかなか以前のように好条件で雇ってくれる会社が見つからないそうです。
プライドの高い元夫だから尚更、就活が困難を極めているのでしょう。
あの日の占いについて、彼女はこう語ります。
「あの日ライターになる為に行動しようとしたからこそ、あの占いは当たったんです。それと同じで、元夫もあの時に心を改めていれば、別の結果があったと思います」
占いの結果が悪かったら駄目という訳ではなく、心の在り方や行動一つで、人生は大きく変化するのです。
こうして幸福を掴んだ彼女は今、最高に幸せな毎日を送っています。
ltnライター:六条京子