不倫は言わずもがな最低な行為ですが、友人の夫はそれよりももっと衝撃的な行為をしていたそうです。今回は妻にさえ「本当に気持ち悪い!」とドン引きされた夫のエピソードをお届けします。

夫の行動が怪しい……もしや不倫?

友人のA子はここ1年ほど夫の行動に不信感を持っていました。
以前はどこにでも気にせず置いていたスマホを絶対に手放さなくなったり、早朝や深夜にコソコソと出掛けたり……。
A子は夫のことを信じたいと思いつつも、「もしや、不倫?」と思わずにいられませんでした。それほど夫の様子は異様だったのです。

もっと悪いことだったー!!

ある時、ついにA子は夫の秘密を暴くことを決意。
夫がベロベロに酔っ払って眠った夜、夫の指紋認証で勝手にスマホのロックを解除して、中を盗み見ることにしたのです。
そこには、予想外の事実が隠れていました……。

夫は不倫をしていたわけではなく、ストーカーをしていたのです! それも、近所に住むA子のママ友に……。
早朝にゴミをあさって中身をスマホにメモしたり、帰宅時間をいちいち記録したりと、ゾッとするような内容がスマホのメモには書かれていました。

結託して徹底的に追い込む!

この時点でA子は早々に離婚を決意。しかし、このまま大人しく別れるわけにはいかないと思いました。

翌日、A子は恥をしのんで夫がストーカーをしているママ友本人のところへ!
すべて事情を話し、土下座しそうな勢いで謝り、証拠集めを手伝ってくれるように頼みました。

普段からA子と仲良くしていたママ友は、「最近なんだか不審なことが多いと思ってたけど、A子ちゃんの旦那さんだったの……」とA子の夫の行為にドン引きしながらも、A子に対しては好意的で、むしろ心から同情してくれました。

こうして2人は結託して夫を徹底的に追い込むことにしたのです。

はい、アウト

数ヵ月間、A子とママ友は夫のストーカーの証拠を集めました。
その間、気付かないフリをしてストーカー”されてくれた”ママ友には、A子はどれだけお礼を言っても足りないような気持ちでした。

そしてすべての証拠が揃ったとき、夫は離婚を言い渡され、A子とママ友の双方から多額の慰謝料と謝罪を要求されました。

「払わないならストーカー行為を警察に訴える」と2人に言われ、夫は抗議するすべもなく言われた金額を支払うことに。
結果、家も職場も失い、夫は故郷に帰るしかなくなったそうです。

まとめ

普通だったらA子も夫と一緒に糾弾されてもおかしくない状況で、ママ友が協力してくれたのは、普段から上手に人付き合いしていたA子の人柄が成せたことでしょう。
その後、A子も別の土地へ引っ越しましたが、今でもそのママ友とは近況報告し合う仲だそうです。

ltnライター:藍沢ゆきの