夏の宿題大作戦①ご褒美を与える
子どもがまったく夏休みの宿題をやり始めないのを心配したAさん。そこで子どもにやる気を出してもらうために、宿題をやったらご褒美を与える作戦をとりました。
「夏休みのワークが1ページ終わったら、おやつにしよう!」
はじめはこの作戦で宿題に取り掛かった子どもでしたが、すぐに飽き「ご褒美なんていらなーい」と言うようになってしまったのです。
夏の宿題大作戦②脅す
夏休みの残り日数は減っていくのに、一向に進まない子供の宿題。次にAさんが行ったのは、脅すということでした。
「早くやらないと、後で苦労をするよ」
「今やっておかないと、終わらなくて大変だよ」
「宿題やらないと、連れてかないよ!」
しかし、この作戦はまったく子どもに響きませんでした。「わかってるよ。うるさいなー」と言われてしまい、またもや子どもの宿題が進むことはなかったのです。
夏の宿題大作戦③放置
子どもの宿題の心配ばかりしているのが、ついに馬鹿らしくなってきたAさん。夏休みの宿題の進行ぶりには目をつぶり放置することにしました。
しかし、気にしないとは決めたものの、気になってしまうのが親心。やきもきしながらも子どもを見守りました。結局、子どもが宿題をやり始めたのは夏休み終了2日前。もちろんAさんに泣きつきながらです。
Aさんは子どもを励まし、手伝い、何とか宿題を終えることができました。
夏休みの宿題は計画的に!
夏休みの宿題は子どもに課せられたものですが、親も気になるものです。ですが、親の思惑通りに子どもは動いてくれません。
結局は子ども自身がやる気になるしかありませんが、親も工夫して子どものやる気を引き出してあげたいものですね。Aさんは今年の夏こそ、子どもに宿題を早めにやらせるのが目標だと語っていました。
今年のAさんのチャレンジが成功することを祈りつつ、我々大人も計画的な行動を心がけていきましょうね。
ltnライター:安藤こげ茶