年上の男性とデートすることでお小遣いをもらっている【パパ活女子】。彼女たちは20代が終わりを迎えるころ、一体どんなことを思うのでしょうか。「もうパパ活は無理……」それとも「まだまだいける」? 今回は若い頃からパパ活で荒稼ぎしていた友人のエピソードをお送りします。

「人生楽勝~♡」パパ活で荒稼ぎ

友人のA子は大学入学を機に地方から都内へ出てきました。初めての都会にA子は胸を躍らせ、これまでの地方暮らしの鬱憤を晴らすかのように派手に遊んでいたそうです。

当然、仕送りやアルバイトだけでは間に合わず、悩んだ末にA子が選んだのは当時流行しはじめていたパパ活。年上の男性とデートするだけで高価なブランド物を買ってもらえたり現金をもらえたりするパパ活に、A子は完全にはまってしまいました。

アルバイトはすべて辞め、パパ活1本で荒稼ぎするようになったA子は、「持ってる武器は使わなきゃね! 人生楽勝~♡」と完全に舐めきっていました。

情は無用! 利用できるものはなんでも利用!

パパ活にのめりこむあまり、A子は次第に友人関係まで踏み台にしはじめます。

仲がよく、パパ活に関する情報もくれていた年上のパパ活女子たちを蹴落としてパパを奪ったりと、見境なく自分のために利用するようになってきたのです。
当然、周囲からは責められましたが、A子は「私の実力だもん♡」と聞く耳を持ちませんでした。

しかし数年後……

そんなA子の栄華も、ついに終わりを迎えます。
大学を卒業しても懲りずにパパ活に明け暮れていたA子でしたが、自分より若い女子に太客のパパを奪われるようになってきたのです。

思わず「ルール違反でしょ!」と憤ったA子でしたが、そこでハッとします。そう、自分も数年前に同じことをして年上女子のパパを奪ってきたことを思い出したのです。
そして、それを「実力」と強気に言い切っていたことも……。

A子が自分の実力と思っていたものは、実際は見た目でもスキルでもなく、ただ若いという一時的な魅力だけでした。やっとそれに気付いたA子でしたが、その頃には30歳が目前に迫っていました。

まとめ

それからもしばらくA子はパパ活女子として返り咲こうともがいていましたが、自分より10歳近く若い女子たちに敵うわけもなく、かなりの苦戦を強いられたそうです。

プライドがずたずたになり、最近ではやっと普通に恋愛をしようと思うようになったようですが、果たしてA子の未来に幸せは訪れるのでしょうか?

ltnライター:藍沢ゆきの