今回は、旅館を経営する友人が厚かましいママ友をスカッと撃退したエピソードのご紹介です。
ママ友一家が、実家の旅館に宿泊
筆者の友人A子の実家は、家族で小さな旅館を経営しています。
それを知ったママ友B美が「SNSで拡散してあげるから、泊まらせて!」とおねだりしてきたそう。
しかもB美は「ブログもしてるし、詳しく紹介してあげる!」とのこと。
せっかくの申し出だからと、A子はB美家族に1泊宿泊してもらいました。
「半額!?」宿代を値切るママ友
お会計になり「3万円です」と伝えると、B美が「え〜もっと安くならないの? 友達だしSNSとかでも集客してあげるから、半額でいい?」となんと宿泊代を値切ってきたのです。
5人家族で3万はかなりの破格。
A子が「さすがにそれは……」と困惑していると、B美は「コロナ禍だし泊まってもらっただけでもありがたいでしょ!」と急に高圧的な態度で迫ってきました。
結局、トラブルになって悪口を書かれるよりはマシ! と半額だけ支払って帰ってもらいました。
ママ友の嘘に気づき、反撃開始
その後、B美のSNSやブログをチェックしても一向に宿が紹介されることはありません。
自分が騙されたことに気づいたA子は、B美への反撃を思いつきます。
それは、B美に親戚の禅寺を紹介し、みっちり修行体験をさせるというもの!
親戚の禅寺で、修行体験をさせる
何も知らず「タダで泊まれる〜」と浮かれながらお寺に着いたB美家族。
スマホを没収し冷暖房なしの宿坊に案内し、すぐに掃除や座禅をスタート。
翌日には、朝のお勤めに写経と休みなく修行体験をさせたのです。
数日後、A子が幼稚園でB美に声をかけると……。
「次、滝行を勧められたんだけど……二度と行きたくない」とげっそりした顔で教えてくれました。
A子はさっそく、親戚にB美の変わりっぷりを報告し、反撃が大成功したことを喜んだのでした。
タダほど怖いものはないとは、まさにこのこと!
お得なものでもすぐに飛びつかず、裏がないか一度冷静になって考えましょうね。
ltnライター:広田あや子