仕事中に失敗することは誰にでもあります。今回は、学生時代に居酒屋でバイトをしていた筆者がやらかした失敗談をご紹介します。
常連客からビールをいただく
アルバイト先の居酒屋は、ご近所さんから愛される大衆酒場でした。
ある日筆者は、常連のお客様から「頑張ってるね! 一杯つけといて!」と生ビールをいただきました。
お客様と乾杯し「バイト中ですので、後で美味しくいただきますね!」とお礼し、ビールは冷蔵庫に入れておきました。
ビールと賄いを胃袋に流し込む
上がりの時間になりバイト仲間に「お先です」と断りをいれ、いただいたビールを胃袋に流し込みました。
五臓六腑にアルコールが染み渡り、すぐにほろ酔い状態に!
そこに賄いをかき込み、幸福感に浸っていたところ……なんと、15人ほどの団体客が入店。
完全に酔った状態で接客
筆者は、大将の指示で急遽バイトに戻ることに!
心の中で「マジかよ! はやく帰っとけばよかった〜」と叫びながら、笑顔でホールに戻りました。
空きっ腹にアルコールを流し込んだ上に、賄いをたらふく食べた体は、酔いと眠気がMAXでふらっふらです。
メモも持たず注文を伺いに行き、お客様から「え? メモしないで覚えられるの?」とツッコまれるは、隣にいたバイト仲間から「しっかりしろ」と叱られるは……。
ミス連発で完全に邪魔な存在でした。
失敗が笑い話に!
あまりにもミスを繰り返すので、お客様が「おい! 酔ってるんか!」と半分冗談で声をかけてきました。
筆者は、反射的に「はい! 酔ってます!」と店中に聞こえるような元気な声で答えてしまいました。
店員からの予想外の答えに、お客様たちは大笑い。
大将からも「こいつは困ったやつで〜」なんて茶化されたものだから、他のバイトも笑い出しお店中が爆笑に包まれました。
当時はこの失敗が、笑い話になったのですが……。
やっぱりお酒を飲んで仕事はダメですね!
ltnライター:広田あや子