子連れのお出かけは、何かと荷物が多いもの。そのため移動に苦労するパパママも多いことでしょう。
そんなお出かけでまさかのトラブル発生ー……!?
今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。

ワンオペ育児で疲労困憊。そんな時に嬉しいお誘いが!

A子さんは幼い娘と夫の3人暮らし。
産後は睡眠不足に慣れない育児で、大奮闘の日々でした。
夫は忙しくなかなか休みがとれなかったので、A子さんは子どもと2人家で過ごしてばかり。
毎日疲れ果てていて、なかなか外に出る気力もなかったのです。

しかし少しずつ育児に慣れてきた頃、古い友人からのお誘いが。
友人は子連れのお出かけは大変だろうと、A子さんの家へ行くと言ってくれたのですが……

A子「私があなたの家に行くわ!」

A子さんは久しく外に出ていなかったので、お出かけをしたいと思ったのです。

初めてベビーカーで友人宅へ行くことになり、準備万端でいざ出発!
電車に乗って、なんとか友人宅の最寄り駅に到着しました。ところが……

この階段を、1人で上がれるか……!?

出口側のエレベーターが、運悪く故障中。
つまり長い階段を登らないと、駅から出られない状況になってしまったのです……!

子供を抱えてベビーカーや荷物を持つのは大変だったので、駅員さんを探したのですが……。
何故だかどこにも見当たらず。
さらに田舎の駅だからか、周りに人が全く居ない状況で……。

(全部担いだら、手土産のケーキも潰れるし……。途中でこけたらどうしよう……。)

どうすることも出来ず、階段前で途方に暮れていると……!

救世主がきたー! 優しい人達に本当に感謝!!

階段を降りてきた小学生が、1人佇むA子さんに声をかけてくれました。
階段を上れなくて困っていることを話すと、

「待ってて!」

そう言うと、今降りてきた階段をダッシュで上っていってしまいました。
すると5分もせずに、近くにいた大人達を呼んできてくれたのです!!

通りを歩いていたと思われる女性や、スーツ姿の男性2人、さらに学生達までが「何事か」とぞろぞろと降りてきてくれて……!
そのままベビーカーごと一気に持ち上げてくれたので、すぐに駅を出ることが出来ました。
そして皆が口々に「良かった良かった!」と言い、お礼を言う間もなく去っていったのです。

「困っているのかも」そんな気持ちで話しかけてくれた小学生や、駅に寄る必要のなかった方々の優しさに、本当に感謝しています。
助けてくれて、本当にありがとう!

まとめ

当たり前のように人助けが出来る人達って、本当に素敵ですよね。
人の優しさに感謝しつつ、自身も優しさを伝えれる人間でありたいものです。

ltnコラムニスト:Yukky111