夢を持ち続けるのは素敵なことですが、結婚して家庭を持ち子どもが生まれても独身気分でフラフラされては、家族が迷惑ですよね。今回は夫の夢見がちな発言に、小学生の娘がかけた現実的な言葉を友人が教えてくれました。

モラハラ気質の夫が言い出した「夢」とは……

A子は結婚10年目。小学生の娘がいます。夫とは長い付き合いですが、結婚当初から徐々にモラハラ気質が増してきて、最近では高圧的な態度も増えてきました。

さらにA子を悩ませたのが、夫の「夢」です。昔から実現しそうにもないことばかり言って現実逃避をするのが夫の悪い癖なのですが、今回は「俺は小説家になる」と言い出したので、さすがにA子もビックリ!

子どもの教育費はどうするの?!

「小説を本業にしたいから仕事はほどほどにして、出世もあえてしない」と言い張る夫。
しかし、ただでさえ安月給の夫の給料で毎月家計はカツカツなのです。A子もできる範囲でパートに出たりはしていますが、これから子どもにもますますお金がかかるというのに、「仕事はほどほど」だなんて……。

思わずA子は「そんなこと言って、教育費はどうするの? 学費がいくらかかるか知ってる?!」と夫に詰め寄りました。

得意のモラハラ炸裂!

すると案の定、夫のモラハラが炸裂。
いつものように「養われてるくせに文句言うな!」「偉そうに。文句があるならお前がもっと働けよ」と言ってきました。

まくしたてる夫に、A子が「これ以上言っても無駄だわ……」と諦めようとしたそのときです。夫とA子のやりとりを聞いていた小学生の娘が、不意に口を開きました。

小学生の娘が痛烈な一言

「パパ、遊びはお仕事のあとにやるんだよ? 私だってゲームや漫画の前に宿題をちゃんと終わらせてるでしょ?」

小説家になるという夢を小学生に「遊び」の一言で片付けられた夫は、顔を真っ赤にして何も言い返せず。A子は内心スカッとしました。

娘の一言のおかげか、ほどなくして夫の「小説家になる」ブームは去ったようです。

まとめ

A子には強気な態度でいられる夫も、一人娘には嫌われたくなかったのでしょうか。でも早急にモラハラを改めないと、いつか娘からも距離を置かれてしまう日が来るのかもしれませんね。

ltnライター:藍沢ゆきの