出産後は自分の実家に里帰りする人が多いですが、さまざまな事情で夫の実家にお世話にならざるをえない人もいます。今回はそんな【義実家里帰り】で思わぬ事態になったエピソードを友人が聞かせてくれました!

出産後、義実家にお世話になることに

友人のA子は最近出産しました。しかし、A子の両親はすでに亡くなっているため自分の実家に里帰りすることができませんでした。
さらに、姑が「うちで全部面倒を見るから!」と張り切っていたこともあり、やむなく義実家への里帰りすることに……。
運悪く夫も激務で育休を取れず、1日のほとんどをA子と子どもと義両親で過ごす日々が始まりました。

早く自宅に戻りたい……

初孫誕生に舞い上がっている義父母は、A子のことよりもとにかく赤ちゃんを愛でたくて必死! 産後で身体もつらいのに、A子はほとんど自分のペースで休むことができません。
授乳を終えて、やっと子どもが寝てくれたと思ったら、姑が「抱っこしたーい♡」と抱き上げ、せっかく寝た子どもが泣いて起きてしまうことも日常茶飯事。

「これなら自宅でがんばったほうが良かったかも……」A子は義実家に里帰りしたことを内心後悔していました。
また、授乳中だろうがなんだろうが舅が部屋に勝手に入ってくることも大きなストレスでした。

「そろそろ帰ります」と言うと?

産後1か月が過ぎたころ、A子は帰宅を決意! 夫にも話し、「そろそろ家に戻りますね」と義両親に告げると……

なんと義両親が「母親としてA子さんはまだ50点くらいだから帰すわけにはいかない」「大切な孫をしっかりお世話できるようになってからじゃないと安心して帰せない」と言ってきたのでビックリ!

義両親は子どもが機嫌のいいときに可愛がるだけで、お世話はほとんどA子が産後の体に鞭打ってしていたのに、どの目線で人のことを採点してるの?! とA子はドン引きしました。

出直してきてください!

1か月間の里帰りで、義両親の身勝手さに心底うんざりしていたA子。孫と一緒にいたいがために”安心して帰せない”とA子をジャッジしてきたことにも腹が立ち、ついに「何様ですか? そちらこそ、安心して会わせられる祖父母になって出直してください!」と言い放ち、呆気にとられている義両親を無視してさっさと自宅に戻ったそうです。

まとめ

少しでも義両親が産後のサポートをしてくれていたなら、A子も「お世話になりました」の一言くらい言えたのでしょうが、里帰り中の義両親の対応は本当にひどいものだったそうです。

A子の身体を気遣ったのではなく、孫を独占したいから里帰りを勧めたのが見え見えで、A子にとってはただただ辛い毎日でした。自宅に戻ってからのほうがリラックスして育児に取り組めたそうです。

ltnライター:藍沢ゆきの