姑は子育ての大先輩でもありますが、その知識やスキルは数十年前のもの。なかなか即戦力として頼りにすることはできないこともありますよね。今回はそれでも孫のお世話をしたがる姑とのやりとりを友人が聞かせてくれました。

初孫フィーバー中の姑

友人のA子は半年前に念願の第一子が生まれ、子育てに奮闘しています。
姑にとってA子の子どもは初孫ということもあり、まさに【初孫フィーバー】状態。毎日のようにやってきては何かとお世話をしたがったり、A子にアドバイスをしてくれます。

しかし、高齢のせいもあり手つきが危なっかしく、30年以上前の知識でA子にアドバイスしてくるので、内心A子はうんざりしていました。

「ばぁばとごはん食べようね~♡」

特にA子が気になっていたのが、離乳食を始めたばかりの子どもに姑が食べ物をあげようとすることです。しかも、姑が口をつけたお箸を使って……。
「同じ箸を使わない」「アレルギーや誤嚥の危険もあるので勝手に食べ物をあげない」この2点だけでも最低限守ってほしいA子は、何度も指摘しましたが、聞いているのかいないのか繰り返す姑。

その日も、「ばぁばとごはん食べようね~♡」と、大人の食べ物を自分のお箸であげようとしたので……

見かねて注意すると

「お義母さん、まだ離乳食しか食べさせちゃダメなんです。それにお箸も同じものを使うのは衛生的によくないので……」A子が見かねて注意すると、姑は途端に拗ねて「久しぶりの子育てなんだから、何回も言ってくれないと分かんないっ! それに昔はそんなこと気にしなかったわよ!」と言い返してきました。

夫よ、ナイス!!

A子が呆気に取られていると、そのやりとりを見ていた夫がついに「母さんが子育てする必要ないし、『何回も言わなきゃ分からない人』は子どもにとって危険だから悪いけど戦力外! 昔はどうだったか知らないけど、今は令和で、育ててるのは俺たちだから」とズバッと姑を一喝してくれました。

正論をぶつけられ、「戦力外」とまで言われた姑はさすがにショックだったのか、それ以来子育てに介入しようとすることは少なくなってきたそうです。

まとめ

孫可愛さに色々とやってあげたくなる気持ちも分かりますが、価値観の押し付けや危険な行為は言語道断ですよね。
頼もしい旦那さんがいてくれてよかったです。

ltnライター:藍沢ゆきの