パパ活で若くして多額のお金を手にするようになってしまうと、金銭感覚が狂い、同年代の友人たちと価値観がずれてしまうこともあるようです。今回はパパ活女子として20代を過ごし、30代で婚活に奮闘する友人のエピソードをお届けします。

「パパ活しないなんて損してる!」

友人のA子はいわゆる【パパ活女子】。大学在学中からパパ活を始めて、数々のパパからもてはやされてきました。
当時A子は某有名女子大に通っていて、見た目は完璧なお嬢様。しかし性格は気さくで親しみやすく、そのギャップがパパたちにはウケていたようです。

パパ活で手に入れたお金で買ったブランド物に身を包み、「みんなもパパ活したらいいのに♡ 真面目にバイトするなんて考えられないよ(笑)」が口癖で、いつも周囲の真面目な友人たちを見下していたA子でしたが……

数年後、現実が迫ってきた!

大学を卒業し、友人たちが手堅く就職していく中、A子は「私にはパパがいるもん♪」と真面目に就活をすることもなく、ほとんどフリーターのような状態でした。

しばらくはそれでも困ることはなかったのですが、数年後、30歳を目前に急にパパ活が上手くいかなくなってきたそう。
パパ活女子にとって若さは強力な武器。その武器をなくして戦えるほどの素質はA子にはなかったのです。

気付けば周囲の友人たちは仕事で出世したり、結婚や出産をしたりと人生を着実に歩んでいました。それに比べてA子は30歳になるのにまともな職にも就かず、独身のまま……。迫ってきた現実に、A子はついにパパ活と決別し婚活をすることにしました。

上手く隠してるのに、どうしてバレるの?!

「私にはパパ活で養ったスキルがあるもん、すぐ結婚できるはず!」A子は思っていましたが、そんなに上手くはいきませんでした。
どんなに清楚なフリをしていても、持っている小物のセンスや、価値観、金銭感覚の違いで、男性に違和感を覚えられてしまい、長続きしないらしいのです。

【パパ活女子感】は、本人の意思に関係なく染み付いて、隠そうとしても滲み出てしまうものなのかもしれません。

元パパ活女子の婚活は難航中

というわけで、A子の婚活は難航しています。
A子自身も、パパ活をしていたせいで男性に求める理想がかなり高くなってしまい、それも婚活が上手くいかない理由の1つなんだとか。
でも、「年収1000万以下は絶対イヤ!」「都内で専業主婦がしたいの」と言い張り、なかなか諦めがつかないA子。彼女が幸せになる方法はあるのでしょうか……。

ltnライター:藍沢ゆきの