トイレットペーパーや生理用品。気軽に買える日用品だと思うのですが…。
そんな日用品を買うことを面倒がって、筆者の友人宅から一個、二個、時には三個、と拝借していくママ友がいるんだとか。
友人は、そんな手癖の悪いママ友に日々悩まされていました。
大きなお金ではないものの、チリも積もればなんとやら、です。
証拠あるのかしら? ととぼけるママ友でしたが…。

やたらと家に来たがるママ友

そのママ友と仲良くなったのは、子供同士が仲良しだったからです。
ゲームの話や勉強の話で盛り上がっていました。親友、と言っても過言ではないほど。
子供が仲良くしているから、親同士も仲良くしましょう! ということで、お互いの家を行き来する仲になりました。

トイレからなくなるもの…。

彼女を家に上げるようになってから、ある違和感に気がつきました。
トイレットペーパーの減りが激しいのです。
それに、お気に入りで使っている生理用品も、

あれ、そんなに使ってないはずなのに、もうこれしかないの!?

と思うことが多くなりました。

ママ友が怪しい...

子供に聞いても知らないというし、旦那が生理用品に手を付けるはずもありません。
トイレットペーパーの減りが激しいな、ぐらいで留めておけばよかったのですが、
こちらも薬局の特売に足しげく通い、おひとり様ひとつ限りのものを買ってきていましたから
さすがに、2週に1回だったのが、1週間に1回買いに行かないといけなくなると大変です。

我が家に来たら、必ずトイレを借りるママ友。
いつも大きなバッグを持って来ることも、怪しく思えてきました。

ママ友を家に入れなくなったら、トイレットペーパーの減りが緩やかに

そしてついに、彼女の家にお邪魔してトイレを借りたとき、気づいてしまったのです。
トイレの棚に山と積まれたトイレットペーパーの一つを手に取って、よくよく見てみました。
トイレの芯につけた、油性マジックの黒星マーク。そして、細長いかごに入れられた生理用品もふと見ると、うすい袋に黒い点がついています。
私がつけた目印でした。

トイレから出て、ママ友を問い詰めました。
「これとこれ、うちから持って行ったでしょ?」
彼女は逆ギレ。「証拠あるのかしら?」と言ってきたので、私のつけた目印を見せました。
しかし依然として悪びれる様子もないので、帰宅後、彼女の旦那さんに電話で真実を告げ、我が家への出入りを禁止にしました。
それ以後、トイレットペーパーの減り具合は普通になりました。

息子同士は今も仲良しですが、ママ友間は冷え切っています。

ltnライター:サンマ雲