公園などの遊び場で幼い子どもを遊ばせる時は、危険がないように親が目を光らせているのが当然ですよね。とはいえ、自分の子どもを放置する無責任な親も世の中には存在するようです。今回は、そんな危機感のないママに意外な人物がお灸を据えてくれたエピソードをお届けします。

困った【放置系ママ】

友人のA子は3歳と0歳の子を育てるママ。上の子を遊ばせるために、下の子を抱っこして毎日のように公園に出掛けています。

しかし最近、公園でよく会うママ友に困っているそう。
そのママ友は自分の子どもから目を離しがちで、子どもを放置しておしゃべりやスマホに没頭していることが多いのです。放置された子どもは、A子が自分の子どもと一緒に面倒を見る羽目に……。

もちろんA子は何度もやんわり注意したのですが、「公園内にいるんだからそんなに心配しなくても大丈夫だよ~(笑)」とまともに取り合ってくれません。

ある日、ついに……!

そんなある日のこと。ついに心配していたトラブルが起こってしまいます。
そのママ友の子どもが、ボールを追いかけて公園横の道路に飛び出してしまったのです!

A子は近くにいたのですが、下の子を抱っこしていたので咄嗟に動ける状態ではありませんでした。幸い、車が間一髪のところで止まってくれて事故にはなりませんでしたが、一歩間違えば取り返しのつかないことになっていたかも……。
しかしその時、ママ友はというと?

怒りの矛先、間違ってない?!

さすがに慌てて走り寄ってきたママ友でしたが、子どもの無事を確かめた途端、なんとA子に怒りの矛先を向けたのです。「近くにいたなら止めてくれたらいいじゃん! ちゃんと見ててよ!」と言ってきたのでびっくり!

A子もさすがに「下の子を抱っこしてるし、今のは無理だよ」と言い返しましたが、それでもママ友は「走れないことないでしょ?!」と無茶苦茶なことを言ってくる始末……。

思わぬ人物から鋭いツッコミが!

その時、一連のやりとりを見ていた車の運転手の中年女性が窓を開けて、「いやそもそも誰の子やねん?!」と怒りながら鋭くツッコミ!

仕方なくママ友は「私の子です……」と返答。
運転手は「ほな人に任せとかんとアンタが見とかなあかんやろ!」と、ド正論のツッコミを追撃し、颯爽と去っていきました。

思わぬ方向から自分の過ちを正確に指摘されたママ友は、さすがに気まずかったのか大人しくなり、それ以来ほとんど公園には現れなくなったそうです。

まとめ

ママ友は子育ての心強い味方でもありますが、だからといって自分の子どものことを任せきりにして良いわけではありませんよね。
公共の場で自分の子どもに責任を持てるのは、その子の親だけです。それを肝に銘じて、楽しく遊ばせたいですね。

ltnライター:藍沢ゆきの