今回は、友人から聞いた子供のほっこりエピソードをご紹介します。小さな子供同士のやり取りって、見ていて微笑ましいですよね♡

お気に入りのキャラカートがない!

3歳の娘とショッピングセンターに遊びに行ったときのことです。娘はディズニーのキャラクターが大好きで、そのショッピングセンターに行くと必ずミニーちゃんのキャラクターカートに乗っていました。しかし、行った日は連休ということもあり、キャラクターカート自体が出払っている状態でした。唯一残っていたのは男の子向けのもので、それが分かった途端に他の入り口に回るよう駆けだす娘。あいにく他の置き場にもミニーちゃんはなく、駄々をこね出しました。

駄々をこねる娘

予約していた商品の引き取りもしたかったので、なんとか宥めていました。いつもなら「じゃあ、またにしよっか」と引き上げるのですが、今日ばかりはなかなか手ごわい娘。「ミニーちゃんがいーいーのーーー!!」と大声で喚きだしたので諦めて帰ろうかと思ったその時、娘と同じくらいの女の子が駆け寄ってきました。

思わぬ救世主登場!

どうしたのかと思っていると、女の子は娘に向かって話しかけ「アレのっていいよ!」と言ってくれたんです。振り向くと、お母さんらしき女性がピンクのミニーちゃんカートを手にしてこちらへやってきました。「お姉ちゃんだからいいよ!」と何度も言ってくれるんですが、どうみてもお姉ちゃんというよりも同い年くらいの女の子です。「本当にいいの?」と困惑しつつもカートを受け取り、娘はご機嫌で乗り込みました。

小さいお姉ちゃん誕生秘話

女の子のお母さんと思われる女性にお礼を言うと、微笑みながら耳打ちされたんです。「実は私に赤ちゃんができて、あの子お姉ちゃんになったからって張り切っているんです」歳を聞いてみるとやはり娘と同じでした。年齢的にはお姉ちゃんではありませんが、弟か妹ができると知ってからはすっかりお姉ちゃんモードになっているんだそう。なんて微笑ましいの♡ と思いながら、2人のやり取りを見守っていました。

ftnコラムニスト:karira