「この人だ!」そう確信した人が結婚後に変わってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。筆者の知人であるAさんは、結婚後豹変した夫に困っていました。この窮地を救ってくれたのが、夫を育てた義母。「そんな子に育てた覚えはない!」義母の説教で夫は改心してくれたそうです。Aさんの夫が改心するまでをご覧ください。

ウソでしょ? 「結婚すればこっちのもん!」

Aさんは優しい夫と結婚したばかりの女性です。大好きな人と結婚して幸せになるはずだったのですが、結婚後、夫は豹変してしまいました。

「結婚すればこっちのもん!」

そう言い放ち、以前の優しかった彼はどこへ行ったのだろうと思わせるほど変わってしまいました。自分勝手で気ままに振る舞う夫。Aさんは「私の結婚、こんなはずじゃなかった!」と嘆くしかありません。

助けてお義母さん!

結婚したばかりなのに離婚を考えるほど追い詰められていたAさん。離婚する前にできることはしようと考え、義母に助けを求めました。

これまでの経緯を義母に話すと、義母は「うちの息子がごめんね! 今すぐ行くから私に任せて!」と力強く言ってくれ、本当にすぐに家まで来てくれたのです。

急にやってきた義母に驚く夫に、義母はいきなり説教を始めました。

「そんな子に育てた覚えはありません!」

「そんな子に育てた覚えはない!!」

義母はガツンと言ってくれ、妻を大事にできない男が何もできるはずない! とものすごい勢いで夫を叱ってくれました。

「そんな態度でいたら離婚されても仕方ないんだよ」

義母がそう言ったときには、夫はこちらを見て「ほんとか?」とポツリと尋ねてきました。Aさんが無言でうなづくと夫は考え込み、ようやく「これまでごめんな」と謝ってくれたのでした。

優しい夫カムバック

義母が来てくれてから、夫は以前のように優しい態度に戻りました。「結婚したらもう頑張る必要はない」という考えが行き過ぎてしまっていたそうで、義母の説教でお互いを思いやることの大切さを思い出したとのこと。

一時はどうなることかと思われたAさんの結婚生活ですが、現在の優しい夫となら幸せな家族を築いていけると思えているそうですよ。夫のことで困っているのなら、育てた人に頼るのも1つの手段かもしれませんね。Aさんにはぜひ、幸せになってもらいたいものです。

ltnライター:安藤こげ茶