産後に夫から言われた嫌味は、一生忘れられないもの。それが離婚の引き金となってしまった、友人Aさんのエピソードをご紹介します。
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ずっと寝られる?? ふざけんな!

妊娠後、つわりで食事が取れなくなってしまったAさん。のちに入院することになり、当時勤めていたパートを退職してしまいます。

ひどく落ち込むAさん。しかし、夫は励ますどころか、Aさんにこんな言葉を浴びせたのです。

「ずっと寝られて最高じゃん」

元々、夫は自分に甘く、他人に厳しい人。さらに家では何もせず、ゲームばかり。

「なんでこんな人と結婚したんだろう」Aさんは激しく後悔しました。

出産1時間後、痛恨の一撃

Aさんが退院しても、全く家事をしない夫。それどころかAさんが少し横になっていると「俺の母さんは出産前日まで畑仕事してた」などとネチネチ言ってきます。

「そんなに私に動けと言いたいのね」Aさんはイライラが募っていきました。

それから数か月後、Aさんは無事に赤ちゃんを出産。「立ち合い出産は無理!」と言う夫は、産まれた後に分娩室へやってきました。

我が子との対面に「俺に似てかわいいな〜」とご満悦な夫。しかし、その1時間後……

「で、いつから働ける? もう休みまくったっしょ?」

もはや夫の言葉に何の感情も湧かなくなったAさん。この瞬間、離婚を決意しました。

モラハラ夫とは別れるしかない!

「私はあなたの奴隷じゃない。一人でこの子を育てていきたい」

Aさんが夫に話すと、夫はAさんを見下した態度でこう返しました。

「お前は俺がいなきゃダメだろ? それに一人で子育てなんて無理だって」

まさにモラハラ発言! これに対し、Aさんが出した答えはこうでした。

「あなたと一緒にいる方が無理です」

Aさんに拒否され、夫はプライドがズタズタ……。その後、かなり揉めた二人ですが、先日ようやく離婚が成立。現在は、Aさんが女手一つで子供を育てています。

まとめ

他人から見れば「それっぽっちのことで離婚なんて……」と思われるかもしれません。しかし、彼女にとって、夫による数々のモラハラ発言は耐えがたいものでした。

特に、産後の夫の発言は決して許されるものではありません。まず夫には出産したAさんに対し、「お疲れ様」と労いの言葉を掛けてほしかったものです。

ftnコラムニスト:はぴまる