職業ならではの「あるある」ネタは、その仕事についていない人にとっても楽しい話ですよね。今回は筆者が教員の友だちに聞いた「学校の先生あるある」をご紹介します。
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【担任発表】先生の人気・不人気が丸わかり!

発表の瞬間、人気の先生は「よっしゃ! やったー!」と拍手で迎えられます。

一方で不人気な先生は、生徒が真顔で無言になるか、ひどい時には泣き出す子までいます。

しかも発表は、全校生徒と教員が体育館に集まって行いますよね。

なので、不人気の先生は、新しく赴任してきた先生からも一目瞭然なんです。

発表の瞬間まで、生徒がどんな反応をするか不安でたまらないとか……。

子どもたちの素直なリアクションに、先生たちも地味に傷ついていたんですね。

【SNS】生徒にバレるのが怖い!

中高生になると、SNSのアカウントを持っている生徒も結構いるそう。

先生たちも趣味の投稿などを匿名で楽しんでいるんですが、たまに生徒にアカウントがバレてしまうそうです。

バンド活動をしている先生は、ツイッターに音源しか上げていなかったのですが、生徒から「A先生の声だ!」と気づかれました。

生徒から「先生のツイッターフォローしたんで、フォロバしてくださいね〜」と言われるとドキッとするし、その後更新頻度がガクッと落ちるそうです。

【保護者】同業者は気を遣うけど、さらに厄介なのは?

生徒の保護者に教員がいると気を遣うそうですが……。

もっとやりにくいのは、両親や祖父母が地元の名士や資産家、さらに教育委員会の関係者だったときです。

資産家の方はPTA会長をしたり、学校の行事で積極的に動いてくれたりします。

校長とのパイプも太いので、下手な指導や学級運営ができないとか。

また、教育委員会の関係者は、参観のときに「授業を評価されてない?」とヒヤヒヤするそうです。

先生たちも、各方面に気を遣いながら授業や指導をしているんですね。

お疲れ様です!

まとめ

今回は、現役教員から聞いた「学校の先生あるある」をご紹介しました。

生徒の反応を気にしたり、こっそりSNSを楽しんだり……。

先生たちの人間らしい一面を感じて、ちょっと親近感がわきましたね。

ftnコラムニスト:広田あや子