そんな彼女に辟易する知人女性でしたが、ある日、保育園に新しく転園生がやって来ました。
この転園生のママの口から、明らかになった衝撃の事実。
今回は、知人女性の実体験エピソードを紹介しますね!
自称高学歴ママ友のマウント
知人女性の息子さんが通う保育園には、一流大学卒の高学歴ママ友がいました。
もちろん一流大学を卒業しているのは凄いことですが、彼女が事あるごとにそれを自慢してくるので、正直、周囲は高学歴ママ友の発言に辟易していたそうです。
「私は一流大学の文学部で、こんな勉強をしたのよ!」
「あなた達とは、住む世界が違うって感じ」
彼女はこのような発言を繰り返し、周囲にマウントを取ることを日課にしていたのでした。
ニューフェイス! バリキャリのママ友
そんなある日、保育園に新たな転園生がやって来ました。
ちなみに転園生のママは、大手出版社に勤務するキャリアウーマンで、一流大学の文学部を卒業しているといいます。
「じゃあ、あの高学歴ママ友と同じ学校じゃないの! 年齢も同じだし、2人は元同級生ってことね!」
そう言ってママ友達が、高学歴ママ友に話題を振るも、彼女は何故か曇った表情を浮かべていました。後に、その真相が露わになります。
疑惑は募って行くばかり
ニューフェイスのバリキャリママ友は、気さくな人柄で、すぐにママ友達の輪に馴染んで行きました。
しかし高学歴ママ友の話題を振られると、不思議そうな表情を浮かべ、こう言います。
「うーん、私の記憶違いかしら、いくら思い返しても、あなたのことを思い出せないの。ちなみに、あなたはどこのゼミだった? サークルとかには、入っていたかしら?」
しかしバリキャリママ友の質問に対し、高学歴ママ友は不明瞭な発言ばかり繰り返していました。
「ゼミのことなんて、覚えてないわ!」と言ったり、学校にあったのはテニスサークルではなく、テニス部であったのにも関わらず「テニスサークルよ!」と主張するのです。
具体的な質問に対して、しどろもどろな回答を行う彼女に対し、周囲も次第に不信感を募らせていきました。
恐らく、高学歴ママ友の「自称高学歴」は、全て虚偽なのでしょう。
バリキャリママ友の登場により、いたたまれなくなった高学歴ママ友は、それから逃げるように引っ越してしまいました。
誰も自分の自慢話を信じてくれないのでは、このまま保育園に通う旨味は無いと判断したのでしょうね。
ftnコラムニスト:六条京子