現在、作者の知り合いは義両親と同居中です。金銭面に余裕があるお宅みたいでケチケチすることもなく買いたいものを好きに買っているようです。
とても羨ましいなぁと思っていましたが、また違う問題があるみたいでした。なんでも、義理のお母さんがご近所に嫁の悪口を言いふらして回るのだそうです。
とても羨ましいなぁと思っていましたが、また違う問題があるみたいでした。なんでも、義理のお母さんがご近所に嫁の悪口を言いふらして回るのだそうです。
食事問題
足腰も丈夫、歯も丈夫な姑でした。
ろくに病院通いをすることもなく介護も不要。
また、義父が県の職員だったおかけでとても裕福なご家庭。嫁ぎ先は、私が来たことで水道代が高くなった! 電気代が高くなった! などの文句は一切ありませんでした。ただ1点、義母さんは食事に関しては少し口煩いなと感じていました。
味が薄いのが気に入らないみたいで
私としては、義母には、このまま健康で長生きをしてもらいたいと考えていました。
そのため、出汁を効かせた塩分控えめの料理を心がけて作っていました。
「あなたの味付けはいまひとつね」
「この煮物、お砂糖が足りないわ」
「お味噌汁は全く味がないし……ダメね」
料理下手くそな嫁をもらったわねと旦那に愚痴る姑
最初は右の耳から入れて左の耳に流していました。姑が旦那に文句を言っているのも聞こえて来ました。「料理下手くそな嫁を貰ったわね」と。
それでも、我慢できていたんですが、義母は足腰が丈夫なため、どこへでも行きます。口も達者なために、ご近所のおばあちゃん方に、「うちの嫁はね、料理が下手で嫌になっちゃうわ」「不味いから食事の時間がすごく苦痛なのよ」と漏らしていました。「あんたがダメ嫁だとすごい噂になっているよ」と仲良しのママ友に聞いた時はとてもショックでした。
名誉挽回のためにしたこと
このままではいけない! と思いました。
冷凍食品に頼っているわけでもないのに、ダメ嫁認定されているわけですから。
私は手作りコロッケや筑前煮をご近所のおばあちゃん達にあげることにしました。
するとどうでしょう。料理ができないダメ嫁だという悪評は一気に立ち消えました。
姑が嘘を吐いている、という噂に変わり、姑の話を信じるひとはいなくなったのでした。
ltnライター:サンマ雲