作者の友人は、バス会社に勤めていました。
そこでデータ入力の仕事をしていたのですが、作者の友人が仕事中にトイレに行く回数をこと細かく記録して文句を言う同僚ママ友がいるそうです。率直に言って仕事中に行くトイレって生理現象だから別にいいんじゃないの? と思います。でも、同僚ママ友は、トイレ休憩を怠けている、と感じたみたいで、ついには作者の友人がサボっている、と企画課長に報告したとのことです。
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トイレ休憩なんて別にいいじゃないかと思いますが……

トイレが近い私。我慢しているとそのうちにお腹が痛くなってきます。そうなっては困る
ので、ちょこちょこ席を立つようにしていました。ですが、仕事中なので時には我慢もしますが、生理現象なのでこればかりはなんともしようがないな、と思っています。

宿泊客や乗客人数などをシステム入力する仕事でした

季節労働者としてバス会社に勤めていました。
ちょうどママ友に誘われて、タイピングスピードに自信があった私は、その仕事ならば
できるかもと思って2人で応募してみたんです。そしたら、2人とも採用されました。
仲良くやっていけると思ったんですが、それは間違いでした。私のトイレに立つ回数を
ママ友が逐一、正の字を書いて記録。「午前中に、2回も行くなんてあり得ない」と
言われました。

生理の時は困りもの

生理の量も多めなので、ナプキンをこまめに交換に行っていました。
「1日の仕事中に4回、5回って多過ぎでしょ? 私なんか行っても、午前1回、午後1回なのに。ズルくない? あなた給料泥棒じゃない?」とまで言われたときもありました。
流石に悲しかったです。

遂には上司に告げ口されてしまいましたが……

遂に、同僚ママ友は企画課長に直談判に行っていました。「あの人、トイレの回数が
多過ぎです。あの人と同じ時給なんて嫌なので私の時給を上げてください」とまで言ったそうです。悲しかったですが、企画課長は私の味方になってくれました。
私のシステム入力の量と、同僚ママ友の入力量を比較してくれ「私さんの方が、あなたより仕事をたくさんしている。トイレは生理現象なのだから仕方がないでしょう。あなたは、勤務中に男性社員と喋ってばかりで手が動いていないのを知っています」と返り討ちにしてくれました。

ftnコラムニスト:サンマ雲