そんなとき、旦那さんに「暗い女は実家に帰れ」と言われてしまいます。頼みの綱の旦那さんのひとことがA子をある行動に走らせました。そのとき加勢してくれた母親の一言がA子を救ってくれました。
小舅が2人いるなかでの義実家での生活
A子が嫁いだ先には、まだ高校生の小姑が2人いました。
2人ともA子に優しく接してはくれますが、A子は気が休まる暇がありません。
トイレやお風呂。食事の用意。
10代の子との生活は、息苦しく何を話してよいのかもわかりませんでした。
とくに辛かったのは家族団らん。
楽しそうに話している、義両親と小姑。
旦那も加わり、A子は愛想笑いを返すしかありませんでした。
居場所がないA子は、外の空気を吸うために屋上へと逃げました。
そのときです!
A子が休んでいると旦那が屋上にやってきた
屋上のドアが開いたと思ったら、旦那の罵声が飛んできた!
「こんなところで何をしてる!」
「義姉さんどうしたんだろうと、妹たちが心配してるやないか!」
「妹たちに気を遣わせるな!」
A子がなにか言おうとすると……。
「お前みたいな暗いおんな、実家に帰れ!」
と吐き捨てるように言い、去っていったそうです。
「暗いおんな……」
その言葉にA子は腹がたちました。
A子は、けして暗いおんななんかではありません。
学生時代は、いつもケラケラ笑う可愛いひとでした。
私、実家に帰ります!
次の日A子は義実家を出て、実家に帰りました。
旦那さんにはLINEで「帰れというので、実家に帰ります」と伝えたそうです。
旦那さんからの返信は
「なにに怒っているのか、知らないけれど勝手にしたらいい」でした。
A子の立場に気づこうともしない旦那さん。
軽く考えている旦那さんに、愛想がつきたといいます。
それから2週間が経ち、旦那さんがA子を迎えにきました。
そのときです!
A子の母親が、旦那さんに痛烈なひとことを浴びせました。
A子の母親ひとことが痛烈すぎた!
玄関先でA子の母親がいいました。
「あなたもしばらくこちらで暮らしてみたら?」
「でも、あなたみたいな暗いひととは私達が暮らせないかもね」
笑って優しく反撃したそうです。
旦那さんは、下を向きA子に会わずに帰っていきました。
現在A子は、旦那が守ってくれないなら、離婚も視野にいれていると話しています。
旦那さんは、痛烈な母親のひとことで、A子の気持ちが理解できたでしょうか?
今後の、旦那さんの行動が改善されるのかどうか楽しみです。
ftnコラムニスト:立花彩夏