Cさんの姑は心優しくとてもいい人でした。しかしある時、姑の狂気の行動を見かけたCさんは怖くなって逃げだします。いったい何があったのでしょうか。
ある日見かけた姑の恐怖の行動
Cさんは夫と娘、姑と一緒に暮らしています。そんなある日、姑のとんでもない行動を目撃します。
姑は娘のわら人形を作り仏壇の横に釘で打ち付け、庭で娘の着ていた服を燃やしていたのです。しかも、何か謎の呪文のようなものも唱えていました。
Cさんは、いったい何が起こっているのか一瞬理解できませんでしたが、娘を守らなくてはと思ったそうです。
実家に避難するCさん
とにかくここにいてはいけないと感じ娘を連れ、Cさんの実家に避難。何も告げずに家を出たので、携帯には姑から電話が何回もかかってきています。
しかし居場所がばれるのは危ないと思い、姑の電話には一切でませんでした。
夫の仕事が終わるのを待って実家に来てもらい、今日あったできごとを報告しました。カンカンに怒った夫はすぐに姑の元へ。
事の真相
夫が「わら人形を作ったり、洋服を燃やしたり、俺の娘に何をしようとしているんだ」と姑を問い詰めました。すると「気性が激しいのが心配でかんの虫のお祓いをしていたのよ。驚かせてごめんなさい。」申し訳なさそうにする姑。
なんと姑は、日頃からCさんたち夫婦が娘の気性が荒いことを悩んでいたので、わざわざお寺に行き教えてもらったかんの虫のお祓いをしてくれていたのでした。
誤解も解けCさんと娘も帰宅。「電話に出ないから心配だったけど、無事でよかったわ。私のせいでごめんなさい」とCさんにも謝る姑。
Cさんも姑に早とちりしたことを謝罪して一件落着したのでした。
その後Cさんの娘は
ちなみにCさんの娘は、お祓いの効果なのか、その後気性は落ち着いていきました。元気にすくすく成長しているそうです。
わら人形や服を燃やしていたら確かにビックリしてしまいますよね。本当に優しい姑で良かったです。誤解が解けて安心しました。
ftnコラムニスト:夏野ゆきか