同棲や結婚を機に、パートナーが変わってしまったと感じた経験はありますか? 「付き合っているときにはあんなにも私のことを優先してくれていたのに」と当時を振り返って苦笑いするA子。慣れない家事での失敗をいつまでも笑い話にしてきてイライラしていたとき、思わぬ相手に助けられたスカッとするお話です。
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口だけで何もしない夫

A子は夫と結婚して約1年。入籍と同時にお互い実家暮らしから同棲を始めたので、A子は仕事に慣れない家事にと一生懸命でした。しかし夫は「手伝うよ」「あとは俺がやるから」といいつつも口だけで、結局A子だけ忙しい思いをしていたといいます。

塩と砂糖を間違えちゃった!

3か月ほど経った初夏、暑さと疲れですっかりやられていたA子。思わず肉じゃがに入れるはずの砂糖と塩の分量を間違えてしまいました!

「おっちょこちょいだなあ」と夫は笑って許してくれたので、一緒にしょっぱい肉じゃがを食べたという思い出は美化されていたそうなんですが……。

話のネタとしていつまでもいじってくる夫

しかし、その後共通の友人とのご飯会や義実家でも夫は「こいつ、塩と砂糖を間違えたんだよ」とネタにして笑いを取るように。

はじめこそ一緒に笑えていたA子でしたが、何度も馬鹿にされるのでイライラしてきたといいます。とはいえ、間違えたのは事実。ぐぬぬっと何も言えずにいました。

意外な人物のおかげでスッキリ

新年が明けてからも親族が集まる義実家の前で同じ話をする夫。さすがにうんざりしていたら、「あんたは何か家事やってるの?」「何もしてないくせにいつまでもつまらないことで笑いを取るのはやめなさい!」と義母からまさかの攻撃が!

めったに怒らない姑の一撃で夫はすっかり反省。姑も一緒になって謝罪してくれたといいます。今はA子に教わりながら夫も慣れない家事を頑張っているそうですよ。

ftnコラムニスト:一瀬あい