物価高が続く今のご時世、家計簿をつけては頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか? 専業主婦のA子もその1人。しかし、一緒にこの困難を乗り越えてほしい夫の理解が全く得られなかったら……。あなたならどうやって分かってもらいますか?
月3万でやりくりを求められる
A子は夫と結婚して2年。結婚と同時に「家にいてほしい」という夫の要望に応えて専業主婦になりました。夫が収入を管理していることは構わないものの、ある問題が。なんと月3万円で食費・生活費などを全てやりくりするよう求められていたのです。
物価高でピンチ! それなのに
一生懸命3万円に抑えようとスーパーを回ったり、節約レシピを活用するも、物価高の波には逆らえず。都心部に住んでいることもあり、月3万円では到底お金が足りません。A子は現在働いていないという引け目もあり、足りない分は自分の貯金を崩して賄っていましたが、どんどん赤字は増える一方。そこでついに夫に相談することにしたのですが……。夫から「お前の管理能力が足りない」「もっと努力しろ」と一蹴されてしまったのです。
「お手本を見せて♡」
それなのに夫は衝動買いで自分のほしいものをどんどん買う始末。そこで夫に分かってもらうためにも反撃に出ることにしました。「私が悪かったわ」「お手本を見せてください」とA子が頼むと、まんざらでもない顔になる夫。はじめは「3万円もあるんだから楽勝だ」といってお肉やお菓子など好きなだけ買っていました。そうなると当然お金はどんどん減っていき、なんとわずか2週間で使い切ってしまいました。
ようやく難しいことに気づいてくれた!
「値段が高すぎるからだ」とぶつぶつ言う夫に「あなたの給料もあがったらいいのにね」と嫌味を言うA子。夫も月3万円では到底難しいと分かり、A子に素直に謝ってくれたといいます。その後は額を増やしてもらい、夫婦で話し合いながら家計の管理を2人で行うことに。仲も深まり、夢のマイホーム購入に向けて節約LIFEを楽しんでいるそうですよ。
ftnコラムニスト:一瀬あい