子ども同士の喧嘩に、親が出ていかなければいけないこともあります。
親同士の話し合い次第でさらに揉め事を深めてしまうこともあるので、慎重に対応したいところですよね。
今回は筆者の友人A子さんの息子が、ヤンチャな同級生と喧嘩した時のお話です。

穏やかな我が子。喧嘩とは無縁……のはず。

A子さんには小学生の一人息子がいます。
友達とのトラブルも少なく、素直で優しい息子に育ってくれたことが、何よりの幸せでした。

そんな息子のクラスに、いわゆる問題児の男の子が一人いるのですが……。
その子はB君。かなりヤンチャな彼は、気に入らない事があるとすぐに暴力をふるうのです。
とにかく短気な子だったので、A子さんは息子が標的にならないかヒヤヒヤしていました。

しかし息子とは遊ぶグループが全然違うので、大丈夫だと思っていたのですが……。

恐れていた事態に……!

ある日A子さんが仕事中に、学校から電話がかかってきました。
なんと息子が怪我をしたというので、慌てて迎えに行くことになったのです……!

ほっぺたが赤く腫れた息子を見て、涙が出そうでした。
話を聞くと、どうやらB君が絡んだトラブルだったようで……。

息子の物を欲しがったB君が、嫌がる息子に突然殴りかかったのです。
しかしB君は自分の非を一切認めず、

B君「お母さんに言う! お前が悪いから!」

と、呆れるほど文句ばかりでした。
B君ママが学校へ向かっているとのことでしたが、親同士の交流は一切無かったので、

(今から息子を守るために、ちゃんと戦わなきゃ……!)

そんな気持ちで、緊張しながら待っていると……。

まさかの結末に驚いた……!

B君ママが遅れてやってきて、ドアが開いた瞬間……!!

「あんた何してんの!」

と、B君に特大のゲンコツ!
先生達もA子さんも、突然の出来事に一瞬固まってしまったのだそう。

話をすると、B君ママは驚くほど真面目で常識人だったのです……!
その後も丁寧に話をして、何度も謝罪をしてくれました。

ヤンチャなB君の母親だからと、勝手に偏見を持ってしまったことを反省。
子どもとのギャップが凄すぎるママに、驚いた出来事でした……。

まとめ

「親の顔が見てみたい!」なんてセリフもありますが、親と子は別の生き物ですからね。
子育てって難しい……!

ftnコラムニスト:Yukky111