幼い子連れの外食は、大人が1人だとなかなか大変なものです。
子どもに食べさせるのに必死で、自分の分は後回しなんてことは当たり前……!
そんな子連れ外食でホッコリ体験をした、筆者の友人A子さんのお話をご紹介します。
ftnews.jp

普段は夫もいるけど、今日はママ1人で挑戦!

幼い息子がいるA子さんは、外食はいつも夫が居るときに行っていました。
しかし手慣れてきたのもあって、初めて息子と2人で外食することにしたのです。
準備万端で、近所のファミレスへ行ったのですが……。

イヤイヤ期真っ盛りの息子は、席につくなり超不機嫌でした。
じっと座ってられず、椅子からすぐに抜け出そうとするのです。
無理に座らせようとすると、騒いで暴れようとして……。

すると、息子の手がコップに直撃!
勢いよく水をこぼしてしまったのです……!

冷たい目線が辛い……

横の席には2人の高齢女性が座っていました。
目が合ったので(すいません……)と軽く会釈をしたのですが、2人はしかめっ面でこちらを見ていて……

「本当にうるさいわね……。」

なんと、明らかにこちらに聞こえるように嫌味を言ってきたのです。
悲しくなりましたが、我が子が騒がしいのは確か。

A子さんはいたたまれなくなり、替えのお水を持ってきてくれた店員さんに謝って、店を出ようとしました。
すると……!

優しさの連鎖。ありがとうございます(泣)

店員「元気があっていいじゃないですか! 子どもは元気が一番ですよ!」

超笑顔で新しいお水を置いてくれて、子ども用のオモチャをいくつか渡してくれたのです。
さらにその店員さんの言葉に続くように、向かいの席の夫婦が、

「あのくらいの頃が懐かしいわ~! 一番可愛くて、大変な時期よね!」

そう大きな声で言って、笑顔でこちらを見てくれていたのです。
おかげで店内がA子さん達を見守る形で、あたたかいムードになったのです。

その後はなんとか食事を終えることができました。
子連れで肩身の狭い思いをする事も多いけど、あたたかくて優しい人も多いと実感した出来事でした。

まとめ

嫌味を言われてどうなるかと思いましたが、優しさの連鎖のおかげで助かりましたね。
子どもの声や騒いでいるのが苦手な人もいます。確かに声の大きさによっては、かなりの騒音になることもありますよね。
迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、子どもを温かく見守ってくれる世の中になってくれるといいですね。

ftnコラムニスト:Yukky111