「人の握ったおにぎりが食べられない」という話をたまに耳にしますが、もし自分の握ったおにぎりを、夫が食べてくれなかったらショックですよね。今回はそんな経験をした、ちょっと笑える友人Aさんのお話です。
妻が作ったおにぎりだぞ!?
新婚Aさんの夫は自称・潔癖症。Aさんは夫にお弁当を持たせていましたが、この日は「食べやすいように」とおにぎりを作りました。
Aさん「はいどーぞ」
おにぎりを夫に渡すと、夫は固まってしまいます。
夫「俺、人が握ったおにぎりは無理なんだ」
まさかの言葉に唖然としたAさん。「いや、私、あなたの妻なんですけど!?」と心の中でツッコミが止まりませんでした。
もうお弁当作りやめました
結局、その日はおにぎりを家に置いていった夫。これにイラっとしたAさんは、翌日からお弁当を作らなくなりました。
夫「なんで最近、俺の弁当ねーの?」
何も悪気を感じていない夫に、Aさんは呆れ顔。
Aさん「おにぎりの件を謝って!」
夫「だって無理なもんは無理(笑)」
Aさんは夫に喝を入れるも、全く彼の心には響かず……。
これ以降、Aさんがお弁当を作ることは一切なくなり、夫には代わりにコンビニランチで済ませてもらうことにしました。もちろんお小遣いで!
妻からのお仕置きの結果
おにぎり事件から1カ月ほど経った頃です。
夫「もうコンビニ飯は飽きた! また明日から弁当な!」
夫がしびれを切らして、Aさんにお弁当を頼んできたのです。ただ、この頼み方では許せるはずもなく……。
Aさん「っていうか、この前のおにぎりの件、謝ってもらえます? 謝るまで絶対に許さないから!」
夫「しつこいな。わ……悪かったよ」
Aさん「じゃあ、明日はおにぎりね!」
夫「まじかよ!?」
この翌日、予告通り夫におにぎりを持たせたAさん。さすがにちゃんと残さず食べてきたそうです。
潔癖症でおにぎりが食べられないという気持ちもわかりますが、愛する妻のおにぎりは食べてもらいたいものですよね。
ftnコラムニスト:はぴまる