しつこく都会サゲをしてくる姑にイラッ
田舎に住む姑はコンプレックスがあるのか、都会出身の嫁にきつくあたっていました。
考え方や行動が自分と違うと、「都会の人はプライドが高いから」「都会の人は貧弱ね」「都会の人は冷たいわ」などと、ブツブツと嫌味を言ってきます。
嫁いびりと言えるほどではないかもしれませんが、いい気分はしませんよね。
結婚直後のいい嫁キャンペーン中のときは、その都度「そんなことないですよ」と否定していたけれど、次第に面倒になってきました。
都会サゲに嫁がついにキレた!
最初の頃は愛想笑いをして対応していた嫁ですが、姑の都会サゲはいつまで経っても止まりません。
長期化すると、さすがに「いい加減にしてほしい!」とキレてしまいました。
そこで嫁は、姑と同じように田舎サゲをする作戦に出ました。
「田舎ではこんな非効率なやり方をするんですね」「田舎の人は頑丈だから」「田舎の人が口が悪いのは閉鎖的だからですか?」と発言。
姑を挑発したのです。
嫁の言葉を聞いた姑は激怒!
姑は「なんて嫁だ! 田舎をバカにするな!」と怒りましたが、嫁はすかさず「お義母さんは都会をバカにした発言をしていますよね? 気分が悪くなるのはこちらも同じです」と言い返しました。
これを聞いた姑は、反論できず沈黙しかありません。
姑の発言は田舎コンプレックスの裏返しだったのかもしれませんが、やりすぎですよね。
不毛な争いに終止符
このやりとりがあってから、姑から都会サゲはなりました。
嫁が発した言葉は決して本心から田舎をバカにしたわけではなく、姑に気持ちをわからせるためにしただけ。
それ以降は多少ぎくしゃくしながらも、嫁姑の交流は続いているそうです。
田舎と都会では考え方や生活に違いがありますが、どちらが良いというものではありません。
たまたま田舎に生まれただけ、たまたま都会に生まれただけ。
不毛な争いはせず、互いの良さを認めたいものですよね。
ftnコラムニスト:愉子