結婚する前と結婚した後で奥さんの態度が変わったと話す男性を見かけますが、それ、逆もあるようです。今回は、結婚後の旦那さんが別人のように変わってしまったと嘆く友人の話をご紹介します。
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家事のできる人だと安心していたら

結婚する前はお互い実家を出て一人暮らしをしていました。一緒に暮らすまではお互いの家を行き来していたので、もちろん一人暮らしの頃の夫の家にも何度も行きました。

その時の印象は、部屋はきれいに整理整頓されていて、掃除も完璧。さらに遊びに行くたびに手料理を振舞ってくれ、お互いの得意料理を持ち寄ってピクニックをすることもありました。家事のできる男性といった印象で、結婚後も問題なく家事の分担をしてくれそうだと安心していたんです。

しかし、結婚後すぐに夫は夜勤のある職場に転職し、生活リズムが変化しました。慣れない夜勤で疲れていた彼に無理強いはできず、私もフルタイムで働いていましたが、家事はやるから体を休めてねと甘やかしてしまったんです。

今振り返るとこれが大失敗でした。

家事は一切手伝わなくなった

彼は仕事に慣れてからも、家事をすることはなくなりました。

私の帰りが遅い時くらいは手伝ってほしいなと思うこともありましたが、手伝うそぶりすら見せないようになった夫にお願いするのも嫌で、頼むくらいなら……と全部自分でやるのが当たり前に。

妊娠が発覚してつわりがひどくても、出産して夜泣きやお世話にクタクタになっていても、全く家事をしない夫。それどころか、子どもに対抗するようになっていったんです。

子どもに本気のやきもち

子どもはとてもかわいい女の子でした。お世話は大変でしたが、何をしても愛しい存在にべったりな私。

授乳やおむつ替えなど、赤ちゃんのお世話は予定通りにはいかず、もちろん赤ちゃんのペースに進む毎日に嫌気がさしたのか、夫が子どもにやきもちをやくようになったんです。

「ねぇ、おれの靴下が片っぽない!」
「お腹空いた~俺だってあーんされたい」
夫もさみしいのかと最初は優しく接していましたが、次第にめんどうになりました。

子どもが成長しても変わらず

そのうち収まるだろうとおもっていましたが、子どもが小学生になっても続いています。

テストの点数がよかったときは、「俺はいつも満点だった!」
徒競走で三位のタイムだったときは、「俺は県大会までいった」
ゲームでは手加減なしの本気勝負で娘を泣かし、出掛けるとどちらが私と手を繋ぐかでケンカ。

いい加減ブチギレて、一度だけ夫にお説教をしたことがあります。
私は二人も子供を産んだ覚えはない。子どもと張り合うのではなく、子どもを導く存在であってほしい。
しかしそれも全く響かなかったようで、それ以降も関係は変わっていません。

結婚する方にアドバイス

これから結婚するという方にぜひとも伝えたいことがあります。

結婚前や新婚時には旦那さんに良く思われたいと考えて、甘やかしてしまうこともあると思います。それが悪いということではありません。
でも、これから妊娠して出産する未来を目指すのなら、時間をかけてでも、夫は対等なパートナーとして、家族のルールを一緒に考えてみてください。
そうでないと、私のように手遅れになり、後悔することになるかもしれませんよ。

ftnコラムニスト:karira