洗濯乾燥機が欲しい妻VS贅沢だという夫
ジメジメと鬱陶しい梅雨の季節。洗濯物を部屋干しすると、さらにジメジメ度があがりますよね。
友人は夫に乾燥機付き洗濯機が欲しいと要求したところ、贅沢だと却下されました。
高額家電なので、値段を理由にされたら友人も素直に引き下がりましたが、夫の放った意味不明なセリフが彼女の怒りに火をつけました。
「昔は洗濯板で洗っていたんだぞ。洗濯機があるだけマシだろ？」と、妻が楽をしているかのように言ってきたのです。
「洗濯板って何時代だよ！？ 絶対に買わせてやる！」と、彼女に決意させたのです。
妻の地味な嫌がらせ
腹を立てた彼女は、部屋中に室内干しをすることにしました。
わざわざ雨続きのタイミングで、洗濯物を溜めて一気に干すという徹底ぶり。
案の定、部屋は湿気でひどい状態になってしまいました。
夫に文句を言われても「うちは日当たりが良くないから」「雨の日が続いてるし」「私も仕事があるからこまめに洗濯なんてできないの」と反論する彼女。
さらに忘れずに「乾燥機もないしね！」とダメ押しをします。
夫の大切な洋服にカビが……！
それでも夫は購入を決断せず、夫婦の対立は長期戦に突入しました。
連日部屋干しをしていたら、湿気のせいで夫が大事にしていた洋服にカビが生えてしまったのです。
これには夫も凹んで妻に文句を言いましたが、「仕方ないでしょ、うちには乾燥機がないんだから」と。
「洗濯機があるだけマシなのよね！」と冷ややかに言われて、想像以上に妻を怒らせていたことに気づいた夫。
反省したというより、妻の怒りに怯えた夫は、次のボーナスで洗濯乾燥機を購入することを約束し、ようやくジメジメ地獄から解放されたのです。
妻の怒りポイント
妻を怒らせたのが「洗濯機があるだけマシ」という夫のセリフでした。
夫婦は共働きですが、洗濯をやるのは100％妻。
洗濯機の使い方を知らない夫に「昔は洗濯板で洗っていた」と言われたことが相当腹が立ったようです。
「洗濯板なんて触ったこともないくせに！ 一度くらい洗濯してみろ！」とキレ散らかしていました。夫も悪気があって言ったわけではないと思いますが、もう少し思いやる心があれば、大事な洋服にカビが生えることもなかったかもしれませんね。無事洗濯乾燥機の購入が決まってよかったです。
ftnコラムニスト：愉子