料理が苦手な人にとって、毎日食事を用意をすることは苦痛でしょう。
筆者の友人A子さんは、昔から料理が苦手でした。それでも夫を想い、毎日頑張っていたのですが……。
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「簡単な食事」出したら怒るくせに!

A子さんは、夫のあることに対してイライラが募っていました。
それは、料理をしない夫がよく言う「簡単なものでいい」というセリフ。

初めは料理が苦手なA子さんのことを気遣ってくれていると思っていたのですが……。

そうめんを出したら、「これだけ? 他は?」と不満気な様子。
つまり夫の言う簡単なものは、それなりに調理工程が必要なものばかりなのです。

後から文句言うなよ? 仕返ししてやる!

ある日も「簡単なもの」と言い出した夫。
後から文句を言われるのも嫌だったので、A子さんは何が食べたいのかハッキリ聞いたのですが……

夫「冷やし中華とか簡単だろうが」

と、かなり面倒くさそうな返事が……。
そんな夫の態度にムカついたので、仕返しをすることに!

これが簡単な調理です(笑) あとはご自分でどうぞ!

A子「はい、冷やし中華どうぞ!」

そう言って出したお皿には、茹でた麺と……一切手を加えていない具たち。
丸ごときゅうりとトマト、塊のハム。添えられた生卵……!

お皿を見て固まる夫でしたが、A子さんは

「簡単なのって言ったでしょ? 簡単ならハムと野菜を切って、卵も茹でたらいいんじゃない?」

とチクリ。
夫は気まずそうにしながら、野菜をそのまま丸かじりしていました。

その後、お互いに謝罪し、夫婦で「簡単な料理」について話し合いました。レトルトを活用したり、忙しい時は外食も検討したり。夫婦の新たな食事スタイルを模索中です。

まとめ

さすがに、素材がそのまま出てくるとは思わなかったのでしょう。
簡単かどうかは、作っている人が決める事。苦手な料理を軽視されていると思われないよう、出来る限り相手を尊重しながら、お互い気持ちよく食卓を囲めたらいいですね。

ftnコラムニスト:Yukky111