普段の生活から解放され、非日常感を味わえる海外旅行。しかし、不慣れな海外では思いがけないハプニングが起きがちですよね。今回は、筆者が経験した「ハワイで恥をかいたエピソード」をご紹介します。
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夫婦でロミロミマッサージ

10年前に新婚旅行に行った時の話です。

私たち夫婦は、旅行プランに組み込まれていたロミロミマッサージを受けることに。

ホテルの一室に入り、下着を脱いで、バスローブに着替えた私たち。その後、それぞれのベッドに横たわり、2人同時に施術がスタートしました。

「現地の人にマッサージされるのは緊張するけど、至福の時だわ〜」とマッサージを堪能する私。外から聞こえる波の音、南国の香り……気付けば私は長い間眠っていました。

謎のジェスチャーと伝わらない英語

アラームが鳴り、60分間のマッサージはあっという間に終了。意識が朦朧としている私は「サンキュー」と言って、ベッドから起き上がり、部屋の外に出ようとしました。

そのとき、エステティシャンの女性が焦った様子で私に、何やらジェスチャーをしてきたのです。

「えっ? どういう意味?」全く意味が分からない私に、女性は英語で何か話してきましたが、これまた意味が分かりません。

穿いていませんでした……

「とりあえず笑っておこう」とニコニコしていた私。すると、女性がタオルに何かを包んで持ってきました。

「何だろう?」私がタオルを開くと、なんとそこには私の下着が入っていたのです! この時、自分が下着を穿いていないことにやっと気付きました。

自分の服に着替えないで、バスローブにノーパンで部屋から出ようとした私を、女性は必死に止めようとしてくれたのです。

「サ……サンキュー」と私が恥ずかしそうに女性に伝えると、それを隣で見ていた夫は大爆笑したのでした。

まとめ

こんな恥ずかしい体験をした私ですが、この新婚旅行を機にハワイの虜に。夫と「定年までにもう一度ハワイへ行こう」と約束しています。

「ハワイなら英語ができなくても大丈夫」という話をよく耳にしますが、実際に行ってみて思ったのは「最低限はできた方が安心」ということです。

いつか行くハワイ旅行のために、もう一度英語を勉強しなおしたいと思う筆者なのでした。

ftnコラムニスト:はぴまる