姑はいい人……? 2人きりになると態度が変わる
Aさんは1年前に結婚したばかりの新婚さん。大好きな夫と幸せに暮らしていたのですが、ある問題に悩まされていました。
それは姑がAさんと2人きりになった時だけ、いびってくること。
「どうして、こんなに出来の悪い人と結婚したのかしらね」
「またグズグズして! どうしてこんなこともできないの……」
みんなの前ではいい人な姑が2人きりになると態度が変わるので、Aさんは最初信じられませんでした。
しかし、いつも2人きりになるといびってくるので、これが姑の本性なのだと理解するようになっていったのです。
夫に相談! でも信じてもらえない……
姑からのいびりに悩むようになったAさん。勇気を出して夫に相談してみます。
A「お義母さんにいびられてるの……」
夫「いつも優しくしてもらってるじゃん。勘違いじゃないの?」
夫はAさんの言葉をまったく信じてくれません。それどころか優しい母をけなされたと怒ってしまいました。みんなの前での姑しか見ていなければ、そう考えるのも当然でしょう。Aさんは新たに作戦を立てることに。
証拠ゲット! 姑の暴言を録音
Aさんが姑の本性を暴くために用意したアイテムはボイスレコーダー。ボイスレコーダーをポケットに仕込み姑と2人きりになるのを待ちます。チャンスはすぐにやってきました。姑は2人きりになった途端、いつものように暴言を吐いてきます。
ですが、今日のAさんはその暴言を嬉しく感じてしまいます。だって、録音を聞かせれば姑にいびられていることの証拠になるのですから!
後でボイスレコーダーを確認すると、ばっちり姑の音声が録音できていました。
これが証拠! 私を信じて
家に帰りAさんは夫に姑の音声を聞かせます。夫は信じられない様子でしたが、確かに姑の声が録音されていたので信じるしかないようでした。
そして、しばらく黙ったのちに、こう言ってくれたのです。
「Aのこと信じてあげなくてゴメン。もう母さんとは関わらなくていいよ」
こうしてAさんは二重人格姑と疎遠になることに成功。いびられることもなくなり平穏な日々を送っているそうです。信じてもらえないからといって絶望するのではなく、ボイスレコーダーというアイテムを使って乗り越える行動力は真似したいものですね。
ftnコラムニスト:安藤こげ茶