これまで大事に育ててきた息子をとられた気がして悔しいのはわかるけど……。今回ご紹介するAさんの姑は息子に対して「私と嫁、どっちが大事なの?」と究極の質問を投げかけました。Aさんの夫はきっぱりAさんを選び、姑は撃沈! 姑からの究極の2択にはどう答えるのが正解なのでしょうか? Aさんの例を早速見ていきましょう。
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姑と仲良くしたいけど……

Aさんは同い年の男性と結婚してから、姑との関係に悩んでいました。大切な夫を育ててくれた姑と仲良くしたいのに、姑からは冷たくされてしまうのです。

特に姑が面白くなさそうなのが、頼み事をしたときに夫がAさんとの予定を優先すること。

「これまで育ててあげたのに、Aさんとの予定を優先するんだ?」

こんな風に嫌味を言ってくるのです。夫はまったく気にしていない様子ですが、Aさんは姑の態度が気になります。

「私と嫁、どっちが大事なの?」姑の質問

ある日、また夫がAさんとの予定を優先し、姑の誘いを断りました。姑はこれに対して激怒して、究極の質問を夫に突きつけてきたのです。

「私と嫁、どっちが大事なの?」

嫁と張り合おうとする姑の態度にAさんは驚きました。ですが、夫は全然動揺せず普通に答えます。

「そんなのAちゃんに決まってんじゃん」

感謝してるけど、それとこれとは別

夫の返答に驚いたのは姑。あんぐり開いた口がふさがりません。

「お母さんが育ててくれたのはもちろん感謝してるよ。でも、俺は結婚して守りたい人ができたんだからそっちを優先するのが当然でしょ? お父さんがおばあちゃんばっかり優先してたら嫌じゃない?」

その言葉を聞いて姑はがっくりしていましたが、納得するしかないようでした。そして、このやり取りがあってから、Aさんに対して張り合ってくるような態度はなくなったのです。

こんな素敵な夫を育ててくれてありがとう

Aさんは今回の件があって、夫へも姑へも感謝の気持ちが増したそうです。波風を立てたくないからといって姑の肩を持ってしまう男性も多い中、Aさんの夫はいつでもAさんの味方になってくれました。

そして、夫がこんなにも優しく素敵な男性になったのは、姑が育ててくれたからなのです。夫がはっきり言ってくれてからは、姑からの攻撃もやみました。素敵な人と家族になれたことに感謝をしてAさんはこれからも結婚生活を楽しんでいこうと思うのでした。

こんな風に姑から守ってくれる人となら、この先何があっても安心できそうですね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶