寿司屋のバイト体験談
飲食店の中でも、手軽に立ち寄ることができる回転寿司は幅広い世代に人気ですよね。
お寿司は回転レールに乗って流れてくるし、値段も均一でバイトも楽そうだと思われがちな回転寿司ですが、実際に働いてみると……?
今回は、ショッピングセンターに入っていた個人経営の回転寿司店でバイトをしていた友人の体験談をご紹介します。
サイドメニューが大変!
イマドキの寿司屋は、寿司以外のサイドメニューも豊富。
うどんや茶碗蒸しなどの一品料理をはじめ、熱燗やミニパフェなど幅広い世代に向けたメニューがたくさんあり、注文が重なる時は本当に大変でした。
基本、寿司は店長やベテラン寿司職人が握り、サイドメニューはパートの女性とバイト達で回します。
従業員の少ない店舗だったこともあり、みんながどのサイドメニューもできるようにはしていたんですが、お客さんの多い時間帯は戦場と化していました。
「1番テーブルのわかめうどんまだ?!」
「熱燗遅いって怒ってるよ!!」
「今日シフト少ないんだからちょっと待ってください!」
と、店の裏側ではいつも怒号が飛び交ってました。
店のニオイが染みついてしまう
飲食店バイトのあるあるだと思いますが、体にお寿司のニオイが染みついてしまい、ずっと酢飯のニオイがしていました。
また、髪の毛からはかき揚げやポテトフライの油のニオイが漂い、バイト終わりにはどこかへ遊びに行くという気にもなれませんでした。
とくに、うどん用に大量のねぎを切り刻む仕事があったんですが、手袋をして作業しているにも関わらず、指先からはねぎのニオイが……。
どんな洗剤やハンドソープを使っても取れず、ねぎ当番のあとはテンションが下がりっぱなしでした。
まかない食べ過ぎて嫌いになる
私がバイトをしていた寿司店では、回転レールに乗ってしばらくした皿は下げ、従業員がお昼ごはんに食べてもいいと言われていました。
働き始めたころは嬉しくてたくさん食べていたんですが、どんなに好きなものでも食べ過ぎると飽きがきて、次第に食べないようになっていきました。
友人からは、
「お寿司食べ放題なんて羨ましい!」
「夢みたいなバイトでいいな」
と言われていましたが、一時は寿司が嫌いになるくらいでした。
バイトを辞めてしばらくは寿司を見るのも嫌でした。
まとめ
お寿司屋さんのバイトというと、好きなものが食べられて良さそうなイメージですが、実際に働いてみると大変なことも多かったです。
まかないのお得感はあったので、食費を減らしたい方にはおすすめかもしれません♪
ftnコラムニスト:karira