ケチをつけないと気が済まない姑
知人の姑は、何かにつけてケチをつけてくるタイプ。
結婚挨拶のときから、知人の持参した手土産にケチをつけてきました。
知人はこのときイヤーな予感がしていましたが、その予感は的中。結婚後は姑にイライラさせられっぱなしになってしまいました。
素直にありがとうって言えないの!?
知り合いからスーパーマーケット独自の商品券をもらったとき、店舗が義実家の近くにあったので姑にプレゼントすることにしました。
普通なら「いいの? ありがとう!」となるはずですが、姑は「このスーパーは鮮度がよくないから利用していないのよね。何を買えばいいのかしら」と。
感謝されるどころか、嫌味を言われてしまいました。
カチンときた知人は「そうですか、いらないならウチで使います」と引っ込めようとしましたが、姑は商品券を手放しません。
ケチをつけながらも、しっかりと受け取るのです。
旅行のお土産を渡しても文句ばかり
旅行のお土産を渡したときは「いまどきネットでも買えるものなんて。ありがたみがない」と、不満げな様子。
有名どころのお土産なら仕方ないですよね。ケチをつけたお土産ですが、こちらもちゃんと受け取って文句を言いながら食べています。
それならばと、次のお土産は店舗でしか買えない限定商品を選ぶことにしました。
味やパッケージが限定仕様になっているお菓子をリサーチして「これはネットでは買えませんよ!」と渡すと、「定番商品のほうがシンプルでおいしい」と文句を言われます。
知人は「一体どうしろと……。正解がわからない!」と頭を抱えました。
夫よ、攻略方法を教えてくれ!
義母のウザさに耐えかねて攻略方法を夫に聞いてみると、「ない」とキッパリ。
夫もネガティブ発言ばかりする母親の対策方法を考えたけれど、何をしても効果がなかったようです。
「接する機会を減らすしかない。無理に付き合わなくてもいいよ、ストレスがたまるだけだから」と夫に言われて、諦めがついた知人。
それ以来、姑から何を言われても「これは雑音だ」と思いこんで聞き流すようにしました。
攻略方法がない家族がいると、苦労しますよね。
ftnコラムニスト:愉子