SNSの普及と共に、ネット販売を用いて活躍する、ハンドメイド作家が増えてきました。
応援してくれる知人が周囲にいれば有難い限りですが、逆に上手く利用されてしまうケースも多いんだとか……。
今回は、無償でハンドメイド作品をねだる困ったママ友のエピソードです!
ftnews.jp

オリジナルのネイルチップ作成

二児の母である知人女性は、自作のネイルチップをネット販売して収入を得ていました。
彼女はとてもセンスが良く、作品もオリジナリティに溢れていたので、SNS経由でひっきりなしに注文がやって来ます。
「趣味と実益を兼ねて、お金を稼げるなんて嬉しい!」と知人女性は、とても楽しそうでした。

ママ友の無茶ぶりに絶句……

そんな知人女性は、お子さんの通う保育園のママ友達からも、多くの注文を貰っていました。
ママ友達からも「とっても素敵な作品ね!」と大評判でしたが、その中にUという困ったママ友がおり、知人女性に無茶ぶりをしてきます。

「私は美人ママインフルエンサーとして、沢山のフォロワーに支持されているの。私があなたの作品を身に付ければ、あなたの売り上げもアップするし、無料でネイルチップを頂戴よ!」
そう言って無料で作品をねだるUに、知人女性は絶句しました。
おそるおそる「ごめんなさい。私は、そういうのはやっていなくて……」と伝えると、Uはムスッとしていました。

「フン! あなたは自分で、せっかくのビジネスチャンスを無駄にしたのよ! 後悔しても知らないから!」
そう言って知人女性を見下すUでしたが、後に、Uの転落が始まります。

大炎上の末にフォロワー離れ

Uは知人女性以外にも、ネット上で活躍するハンドメイド作家達と片っ端からトラブルを起こしていました。

「インフルエンサーの私が身に付ければ、売り上げアップします!」を売り文句に、無償で商品を渡せと、いきなりメッセージを送っていたというのですから、呆れて何も言えません。

案の定、Uの行動は問題視され、悪い意味でネット上の有名人となってしまいました。Uから届いた高圧的なメッセージがネットにアップされ、Uの悪行が白日の下に晒されてしまったのです。

「Uさん。ファンだったのに、こんなことをしていたなんてショックです……」
案の定、彼女のファン達はそんなコメントを残し、また1人また1人とフォロワーが減っていきました。
自らの美貌とカリスマ性で、築き上げていったチャンスを、1番無駄にしてしまったのはU自身だったというわけですね。相手への思いやりや敬意を忘れてはいけないな、と思ったエピソードでした。

ftnコラムニスト:六条京子