今回はそんなクレクレママにドン引きしたエピソードを友人が話してくれました。
「もう着ないならちょうだい!」が口癖のママ友
友人A子は2人の子どもを育てるママです。
子どもはあっという間に成長していくもの。服や靴もワンシーズンでサイズアウト……ということも少なくありません。A子は少しでも家計の足しにしようと、サイズアウトしたものはフリマサイトで地道に売ったりしていました。
そんなA子にロックオンしたのが、いわゆる【クレクレママ】として有名なママ友。
世間話で「そろそろ衣替えしないと……」などと言おうものなら、「着ないならうちにちょうだい! 絶対だよ?!」と前のめりで言ってきて、A子は正直困っていたそうです。
仕方なくお下がりをあげると……
しかも、お下がりをあげて大切に着てくれるならまだいいのですが、そのママ友は自分が気に入ったものだけ子どもに着せて、残りはフリマサイトで売り払っているようです。
さらに、そのママ友の要求はどんどんエスカレートしてきて、「女の子用の水着ない?」「90㎝のコートがほしいんだけど!」と、図々しく指定までする始末……。
さらに驚きなのが、かなりの数のお下がりを譲っているのに何もお礼がないこと!
普通、自分がほしいと無理を言って譲ってもらったら、ちょっとした菓子折りなどを渡しますよね。でも、このママ友はそんなもの一切用意する気はないようでした。
「お返しにこれあげる♡」と渡されたのは?
数ヵ月後、ついにママ友が「これ、今までにもらったお下がりのお礼♡」と封筒を渡してきました。商品券か何かかな?と思ってA子が帰宅後に開封してみると……
そこにはなんと、「なんでも相談に乗ってあげる券」と殴り書きされたメモ用紙が!
あまりに非常識なママ友の行いに、さすがのA子も堪忍袋の緒が切れて、それ以来お下がりの催促をされても一切応じないことにしたんだそうです。
まとめ
その後、未練がましく文句を言うママ友にA子が「タダじゃないならいいよ」と言い放つと、ママ友は「ケチすぎない?!」と怒って、向こうから距離を置いてくれるようになったんだとか。
あまりの言い分に、「いや、ケチはどっちよ……」と失笑したA子でした。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの