雪山で車が立ち往生しているのを見たことはありますか? 実際に自分が立ち往生してしまったらパニックになってしまいそうですよね。今回は、北海道旅行で立ち往生してしまったある家族のお話を紹介します。
家族で初めての北海道旅行
K子さんの家族は、旦那さんと子ども2人の4人家族です。長期休みには旅行に行くのが恒例で、冬休みは初めて北海道旅行をすると決めました。
旅行当日、飛行機で千歳空港まで行き、そこからレンタカーを借りました。K子さんも旦那さんも雪道の運転はあまりしたことがなかったので、高速道路に乗るのは怖いから一般道路を使って目的地へ向かいます。
雪山で立ち往生
雪で左車線がいきなり無くなったり、トラックに煽られたりヒヤッとする瞬間は多々ありましたが順調に目的地に近づいていきました。
そして、最後の難所山越えへ。雪でガタガタしているものの、最初は順調に進んでいましたがしばらくすると車が全く進まなくなってしまったのです。
前に進もうにも後ろに進もうにもびくともせず、どうしようもないのでロードサービスに電話してレッカーを呼ぼうと電話しました。しかし、一向に繋がらない。
子どもたちも飽きてしまったらしく、ぐずり始めました。
声をかけてくれた大学生
途方に暮れていると一台の車が通りかかり、声をかけてくれました。中から出てきたのは大学生6人で、事情を説明すると一緒に車を動かしてくれることに。
子どもたちを車からおろしてK子さんが子守を担当。大学生たちは車の後ろに2人乗ってもらい、後ろから4人が押してくれて無事車を動かせました。
そして目的のワカサギ釣りに
大学生たちにお礼をして、少し話をしていると目的地が同じワカサギ釣り場でした。会場に着くと大学生たちを見つけたので声をかけると、一緒にワカサギ釣りをすることに。釣れたワカサギは、助けてもらったお礼に大学生たちの分の代金も払いプレゼントしたそうです。
ftnコラムニスト:夏野ゆきか